見出し画像

三十数年ぶりの再会

息子がある世界大会に出場する為に
2年ぶりのアメリカへ。
 
夫が高校時代、留学していたホームステイ先の隣の州。
試合のデイオフに車を走らせること5時間半w
本当に何もない一直線の道。


 

隣の州に入り記憶を頼りに住所を
Googleマップで検索するもヒットしない・・・。 
 
ポストオフィスに行けばわかるんじゃない? 
 
田舎だから名前だけでホストファミリーは
今も同じ場所に住んでいることがわかった。
表記が変わってるだけでこっちの住所を入力すれば
Googleで出るわよ、とすぐに教えてもらう。  
 
昔とは変わった景色もあったけれど
あ〜ここ覚えてる、こんなのあったっけな?・・・
と懐かしいような、
トレジャーハンターのような気分。 

突然の訪問にも関わらず、
ホストファミリーは家にいて会うことができた。

玄関ドアでしばらくは信じられない
という表情だったけれど、
温かい抱擁で30年以上の時を埋める。

実は30年前に夫がバイクでアメリカを横断した際、
この家を訪ねたが留守だった為、
メモを残していたらしい。
 
それをしっかり受け取ってくれていたことを知る。
 

これからはクリスマスカードなど、
keep in touchしようと思う。
  

一緒に連れていった息子を
久しぶりに来た孫のように案内し、
大きな金庫から次から次へ銃を出して
触らせてくれるホストパパ。 

出てくる出てくる10丁もの様々な銃に夫も
昔は缶を撃たせてもらったなどと懐かしむ。 

銃を楽しそうに披露するホストパパに呆れ顔
のホストママはパパが亡くなったら
こんなものすぐに売り飛ばすわ!と笑ってたw
 
男の人はこういうの好きよね。
息子もおもちゃじゃない本物の銃を
触らせてもらい、一夏の経験になりました。
  
サプライズ訪問だったのに
「泊まっていきなさいよ〜」と言ってくれる
ホストママ。
人と人とは温かい。 


アメリカに対してまだまだ語れない
複雑な思いがある私達夫婦も、
人種差別などもあった留学生活の中で
夫を育ててくれた広いアメリカの地と
人との優しいつながりに感謝しつつ、
他にも訪問先を周り、
明日の試合の為の家路を急いだ。
 
 
ホテルに着いたのは夜の2時半過ぎー。
漆黒の闇の中、息子の絶叫が響くw w w

車でずっと寝ていた息子、
 
『はぁ❓
 どぉして⁉️
 どういう状況〜⁉️
 なんで、こんな時間になってるのっ‼️💦』
 

アメリカは広いなぁ。