見出し画像

油にまつわるエトセトラその9 ~授業書《あかりと文明》でのアナザーストーリー~

仮説実験授業を簡単に(私の言葉で)まとめると・・・

●普段机に向かって静かに勉強するのが苦手な子達でも楽しめる!
●大人になっても「あの授業楽しかった」と言ってもらえる!
●誰でも同じように授業ができて、やってる教師もわくわくしちゃう!

ということが実現できる、本格的な科学の授業です。

仮説実験授業の進め方はこちらの動画をご覧ください。


《あかりと文明》をやっていた時のマンガ資料を
「油にまつわるエトセトラ」としてまとめています。その8はこちらより↓↓

11.分子模型が好きなので…


《あかりと文明》第二部では、油の分子について学習します。
この…第一部から第二部の流れが大好きな私。
第一部では油の歴史も学んできたけれども、
第二部では油の分子についてクローズアップされるんです。
その流れが、

「めっちゃかっこいいー!」

となっています。大好きです!

そんなわけで、
第二部に出てくる油の分子模型も欲しくなっちゃたのでした。
最初に購入したのは、プラスチック製の分子模型。

中村文資料「油にまつわるエトセトラ」より

子ども達もびっくり…💦
なんで買ったの?いくらしたの?と聞かれまくりましたが、
はるとさんの言葉でちょっと照れました笑

とはいえ、プラスチック製なので…結構重い!


中村文資料「油にまつわるエトセトラ」より

くるくる回る&とれちゃう…
そのあと組み立てるのがよくわからないという状態に。
そんな中‥

中村文資料「油にまつわるエトセトラ」より


たいち君が直してくれました。それ以降、壊れたときには
(私)「たいちくん、よろしく!」
(たいち君)「わかりました!」
ということをしていました笑

こどもたちってすごいですよね。
どうして形が変わっているとかわかるんだろう…!!

ちなみに、実際の油の分子もこのプラスチック製の分子模型のように
ぐにゃぐにゃしているそうですよ!


さてさて数年前、
川崎市で行われていた「たのしい授業体験講座」
(現在 たのしい授業オンライン講座 として講座が開かれています)
刈谷市で行われていた「仮説実験授業フェスティバル」という
2つの体験講座で《あかりと文明》の講座を
掛け持ちしたことがありました。
その時に‥

中村文『《あかりと文明》授業ノート』 より

ただただ参加者に分子模型をみせたいー!!となり
講座の前日、
必死に発泡スチロール製の分子模型を作り(分子模型の写真などをみて)、完成させたのでした。

出来上がりはこちら。わーいわーい!

そして、講座が始まりました!

中村文『《あかりと文明》授業ノート』 より

あれだけ必死で作ったのに…

注 ホットボンドよりも、フツーのボンドの方がよくつきます。しかし私は時間がなかったのでホットボンドで済ませちゃったのでした

結局…参加者に見せることがなく終わってしまったのでした💦

ちなみに、それ以降
授業でも講座でも分子模型をみせることはなく、
掲示物(授業書《あかりと文明》の後ろに掲載されています)で
進めています😅。

ちなみに分子模型は、
「必要ではないが準備するといいもの」と書かれていますので、
なくても授業はできますのでご安心を💛

さてさて現在、プラスチック製の分子模型は?というと…

モルックスの中に…

子ども達が遊ぶ分子模型パズル「モルックス」の中に入っています。

そして《あかりと文明》の授業が終わったら、
子ども達同士で油の分子模型を作っています。

本当に子ども達が…すごいです!

モルックスについて詳しくはこちらをご覧下さい。


その10につづく)


2024年4月に、仮説実験授業《あかりと文明》の電子版ができました!

授業書《あかりと文明》はこちら↓

私は、授業書《あかりと文明》が大好きです。
《あかりと文明》は5・6年で実施しています。油の歴史や分子構造なども学べますし、文明の発展についても学ぶことができます。授業が終わった後の余韻がなんともいえない♪たのしく学べて賢くなれる授業書です。総合的な学習の時間などでできる授業書だと思います。

*題名は、PUFFYの曲「渚にまつわるエトセトラ」を拝借しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?