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たのしい授業への招待~仮説実験授業フェスティバル~に参加してきました



1.仮説実験授業フェスティバルについて

刈谷・仮説実験授業フェスティバル(2024年8月8~9日)に参加してきました。

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刈谷での仮説実験授業フェスティバルは、17回も開催されています。
そして、400人以上の方々が参加しているフェスティバルです。
毎回行くたびに「2学期やってみたい!」と思う教材がたくさんあります。とにかく毎年行きたくなるくらい、たのしいフェスティバルです。


2.講座をやりました

さてさて、
今回、講座をお願いされました。
ですから、こちらを行うことに。

8日午前中「たのしい教師への道」(講座案内は下記)

子ども達のスバラシサが授業で発見できる《仮説実験授業》,そして〈たのしい授業〉。私は、これらに出会ってたくさんの子ども達のいいところ・スバラシサを発見することができました。
この講座では「2学期から子ども達との出会いが楽しみになる💛仮説実験授業やたのしい授業について紹介」できたらいいなと思っています。

(講座の内容)
1.紹介したい!〈たのしい教師への道〉
  2学期からやってみよう!たのしい授業プラン紹介
2.授業を受けた子ども達の様子を紹介
3.実践した仮説実験授業の紹介
 (参加者も体験できるよ!)
4.仮説実験授業の魅力について(資料紹介)
5.質問などあったらどうぞ♪

8日午後「仮説実験授業《差別と迷信》体験講座」(講座内容は下記)

この講座は,
第1章「近世の〈被差別部落〉」
第2章「身分と差別」
第3章「迷信と差別」
の、3部構成で行います。
「被差別部落の歴史」を題材にしながら、「差別はどのようにして作り出されていくか」を考えていきます。この講座をうけることで、差別の構造はもちろん、部落差別だけでなく、いろいろの差別の問題と共通していることが数多くある ということがわかるのでは と思います。

 仮説実験授業の1つである《差別と迷信》を通じて、被差別部落の歴史から今まで見えていなかったことがいろいろなものが見えてくるため、子どもも大人も賢く・たのしく学べる内容になっていると思います。

6年生で実施。その当時の子ども達の感想なども紹介しながら、講座を進めていきたいと思っています。

※住本健次・板倉聖宣著『差別と迷信』(仮説社)は現在品切れ中です
※中古本では取り扱われているみたいです。

3.講座で話したこと

・午前中の講座

実際に仮説実験授業の1つである《空気と水》の問題1~4まで参加者の方(初めてという方)と一緒にやってみました。

《空気と水》の授業書はこちら 

デジタル授業書はこちら

また、どの教科で行うか?いつ行うか  時数の確保について なども話をしました。

講座の最後には、仮説実験授業の魅力について も紹介しました。

・午後の講座

部落史を学び、なぜいまだに差別が無くならないのか、
そして人々はなぜ迷信にとらわれるのか、を授業書《差別と迷信》を読みながら進めました。
参加者もいろいろと自分の考えを伝えてくれました。

※《差別と迷信》は、私の市町村の同和教育委員会が作成した本『今doki!の部落史学習』の参考文献にも記載されています。


4.参加者の感想

午前中の参加者は、17人
午後は29人でした。いくつもある講座の中、私の講座を選んで参加してくださって本当にありがたかったです。

参加者の感想を紹介します。

(たのしい教師への道)
〇仮説実験授業とは?という状態で足を運びました。
難しそうだし、考えられないよと思っていましたが、根本は子供が楽しむことであって、事例も多く紹介して頂いたので、前向きに取り組めそうです。ありがとうございました。(小学校高学年担任)

〇仮説実験授業がどういったものかが分かりました。
また、実際に先生がどのように進められているかを教えていただけたので、どのように進めていくかのイメージがもてました。
空気と水の実験は、結果は分かっていても本当にそうなるのかドキドキして、大人でも楽しめたので、子どもたちにも楽しいものなりそうだと感じました。ありがとうございました。(小学校低学年担任)

(差別と迷信)
〇初めての差別と迷信の講座を受けました。
内容を知らなかったので新鮮で楽しめました!
私も子どものころは、差別されて大変だったというイメージがあったけど、最近はけがれの意識からきているというのを私の県でも学び始めています。正しい知識って大事だなと思います。(小学校高学年担任)

〇以前から知っていたものの、授業をしたことがありません。
今は低学年ですが、できる学年を担当する時はやってみたいと思いました。今の時代だからこそ、子どもたちにも考えて欲しいことだと思います。
私の県も同和教育は進んでいると思いたいですが、実情はまだまだです。(私も含めて)中村さんのテンポの良い講座で、改めて学び直すことができました。ありがとうございました。
中村さんの都道府県の同和教育の様子も教えていただき新鮮でした。
子どもたちに配布する(?)副読本はすごいですね。でも、その縛りはとても大切だと思います。
個人や学校に委ねられることではなく、しっかり基盤として人権教育を大切にしようとする方針がはっきりしていていいなと思いました。
地域によってさまざまだと思います。また教えていただけたら嬉しいです。お疲れ様でした。改めまして、ありがとうございました😊(小学校低学年担任)

こうやって参加者の感想文を読むと、とてもうれしくなります。
これは、授業書をしているときも同じ。
子ども達の感想を読んで、元気になる・うれしくなるのとに似ています♪

私もいろんな経験ができました。主催者に感謝です。
そしてこれからも「よし。たのしく授業をしていくぞー」と思えるようになりました。

来年、2025年は8月6~7日に開催されます。
とにかく楽しいフェスティバル。
旅行がてら でもオッケー♪ぜひとも足を運んでみませんか?


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