子どもも大人も楽しめる授業・《世界の国旗》
仮説実験授業を簡単にまとめると
ということが実現できる、本格的な科学の授業です
● 初めに・・・
私は《世界の国旗》の授業が大好きです。
授業の時間としては、15時間ほど。
私は高学年が多いので、高学年で行うことが多いです。
まぁ、5年生の社会では、
始めに国旗の学習があります。
が、1時間くらい…
正直
時間はかかると思います。
しかし、
国旗のことをもっと詳しくおしえたーい!と
思えるくらいの授業だと思います。
そして、子ども達に教えたい内容が詰まっている授業だと思っています。
《世界の国旗》が好きになったわけ
《世界の国旗》の授業書を体験講座で知りました。
それまでの私は、国旗をただなんとなく見ているだけで、
大して興味はありませんでした。
しかしこの授業を受けてみて初めて、
興味なく見ていた国旗には世界の歴史や地理が
反映されていることが分かったのです。
それがものすごくリアルに伝わるというか…
授業は、国旗の色を塗りながらお話が
進むという感じなんですけれども、
それがですね…。
とにかくたのしい。
わくわくしちゃうんです。
次はどの国旗が出てくるの?って。
講座が終わった後、ちょっと賢くなったような、
それでいて国旗の見方も変わったような気がしました。
そして何度も何度も
この授業をすることで、
私の方が国旗が好きになりすぎちゃいました笑
ですから、
●オリンピック開会式で出てくる国旗を見ては
友達にひたすら
「この国旗は○○で、どのあたりにある国!」とLINEしまくる
(だいぶ迷惑な話です笑)
●突然
「キッズ外務省に掲載されている国旗の分類で、
中央アジアに位置するカザフスタン とか ウズベキスタンは
ヨーロッパにはいってて、なんでトルコは入ってないの?」と
いうことが気になり、
外務省に電話して、
「どうして中央アジアに位置している国が
キッズ外務省ではヨーロッパ諸国に入っているんですか?」と聞いてみる…
(親切に応えていただきました。旧ソ連の国々はヨーロッパ諸国に入っているそうです)
●海外旅行が好きな友達に、
旅行に行くたびに
「救急車の写真を撮ってきて!」とお願いする‥
などなど。
おいおい…おかしいだろ?とはたから見ると思われると思いますが、
授業をやっている教師も
たのしくなる・調べたくなる・知りたくなる という授業書です。
●《世界の国旗》がでた
2014年7月に、《世界の国旗》第7版がでました。
それ以降出てはいません。
2014年なので10年前。データもだいぶ変わっています。
というわけで、そちらについてまとめてみました。
●変更点
※ 授業書と関連している箇所を掲載しています。
変更点は、授業書《世界の国旗》でご確認ください。
① 授業書に掲載されている 国旗の
国名の横にある( )は人口を表しています。
しかし、人口は2014年時点のものなので、
現在では増減している可能性が高いです。
※しかしこの授業では「人口を覚えないといけない」 や、
「人口について詳しく取り扱っている」というわけではありません
詳しく知りたい人はデータブックオブザワールドを
参考にしてみてくださいね。
ちなみに2023年人口1位はインドです。
(2023年にインドが一位になったらしいです)
キッズ外務省では、中国が一位でしたが(データが2021年)…
2023年にはインドに変わったそうです。
② 日本政府が承認している国の数は195カ国で、
日本を加えて196(2023年3月時点)カ国となっています。
最近では2015年5月にニウエを承認しています。…キッズ外務省より
③ 「ユニオンジャックが入っている国旗」に
ニウエも含まれ(るかな?)ると思うので、
全部でオーストラリア・ニュージーランド・フィジー・ツバル・クック諸島・ニウエの6カ国です。
キッズ外務省…世界の国旗・大洋州より
④ ジョージアは、
2014年に日本との首脳会談で「グルジア」の使用をやめ、
「ジョージア」へ変更するように要請しました。
そこで日本政府は、
2015年4月から同国に対して「ジョージア」という表記を使用しています。
⑤ 2022年9月にエリザベス2世が死去し、
現在英国の元首はチャールズ3世です。
⑥ モーリタニア・イスラム共和国の国旗は、
現行のデザインは2017年8月以降国旗が変更されています。
モーリタニア・外務省
前国旗は1959-2017で使用。
新しい国旗には、上下に赤の線が追加されています。
Wikipediaでは、
と、書かれています。
⑦ リビアの現在の国旗はこちら。
● 《世界の国旗》を進めていくうえで必要なもの
・必要な物
☆ 授業書2冊あるといいかな?
(一冊は自分用。自分用には自分で国旗に色を塗ったり、メモ代わりに使ったりしています。もう一冊は印刷用です)
☆色鉛筆(12色でOK)
☆ 国旗カード(A4サイズでもOKですが、私はA3で作りました)(※1)
※1・・・以前、仮説社で「世界の国旗CD-ROM」が販売されていましたが、今では仮説社HPでダウンロードすることができます。
また、
こちらを購入した方は、
『世界の国旗』第7版で新しくなった国旗もダウンロードできます。
(注)…zipファイルを解凍できる環境が必要。また、データ印刷するにはAdobe Acrobat Reader5.0以上が必要になります。
このデータには、授業書で扱う国旗が入っています。
データは国旗の画像がpdfファイル(はがき用)となっています。
印刷時に拡大率をかえるとA4やB5サイズに印刷できます。
今回、私はA3サイズで印刷してラミネートをかけました。
ラミネートは、楽天ショップで
「片面マットフィルム」というのを買いました。
これは、片面だけが光の反射を防ぐつやなし加工を施したフィルムになっています。
A3サイズは、100枚入っていて
4070円(税込・送料別)で売っていました。
ちなみにA4サイズは、100枚入っていて
2090円(税込・送料別)でした。(2024年2月現在)
・あったらいいもの
☆子ども達が持っている地図帳(場所の確認ができます)
☆世界地図(ダイソーで購入)
☆国旗一覧表(作り方は一番下の資料に)
● 授業を進めていくときによくおこなっていること
私が気を付けている ことを伝えます。
簡約版をする際には、
問題文に「簡約版〔問題○〕」とつけられています。
また、答えの文やお話には「*印」がついていますので、
そちらを選んで印刷して下さい。
印刷は、世界の国旗の授業書見開きがB5サイズなので、
私は見開きA4サイズに拡大して印刷しました。
毎回プリントをためておくファイル(八つ切り画用紙を半分に折ったもの)に《世界の国旗》の表紙を印刷して子ども達に渡しています。
また、「プリントをなくされちゃったら悲しいなぁ」と思ったので、
毎時間班長さんが授業書プリントを集めて私が保管していました。
全部の授業が終わった後はファイリングして持って帰ってもらいました。
☆国旗の色の塗り方・・・枠を縁取りして、鉛筆斜めにしてしゃしゃしゃーと色をぬります。白の部分はぬりません。
☆国旗一覧表の見方・・・国旗は必要な時だけ見てください。
あとは裏を向けて伏せてもらっていました。
☆地図帳の使い方…国旗の色ぬりをした後、世界地図で国を確認して○をつけました。
詳しい資料はこちらからダウンロードできます。
こちらには、ここでは書けなかったことも詳しく書いている資料を提供しています。
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