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Chantしよう

この文章は、名取さなのオリジナルソング「Chantして!!!!!」を聴きながらあれこれ考えたオタクの戯言であり、名取さな本人の思想・考え方には全く関係ありません。念の為。


ちゃ ちゃ! Cha Cha っと Chant! ちゃ ちゃ! Cha もっとちゃんと!

名取さな/西郷・R・いろり (CV:名取さな)『Chantして!!!!!』


皆さんは、英語のchantの意味を知っているだろうか。
語源的には単に「歌う」ことを意味する言葉であるが、現代では主に、「特定のフレーズを(単調に)繰り返し言う/歌うこと」・「聖歌」・「詠唱」などを意味する。
(ちなみにエンチャントやカンタービレなども同語源)

この言葉がよく使われるのは、宗教的な意味を含む場合(東西問わず、聖歌・読経など)や呪文、スポーツ観戦で選手名や応援の定型句を叫ぶ場合、特定のフレーズを含む楽曲において言葉を繰り返し歌う場合などである。


これらの特徴は、「一体感」、「自己暗示」、そして「祈り」であると私は思う。
多人数でスポーツ応援やライブ鑑賞をしている間に、みんなで同じ言葉を叫び、一体感を感じたことのある人は多いのではないだろうか。スポーツやライブを観ることはそれだけで一体感を醸成しやすいものだが、Chantがさらにそれにバフをかけているように思う。

また、一人で特定の言葉を繰り返し唱えることは、(正直なところやったことはないが)大きな自己暗示の効果があると思われる。「言霊」という言葉もあるが、人間は多かれ少なかれ他人や自分の発した言葉に影響されるものだと思う。たとえ意味をちゃんと理解していなくとも、繰り返し続けることで、感じるものがあるはずだ。

そして、そのどちらにも、繰り返し唱えることで、何かを実現させたいという願いの要素が含まれていると感じる。チームの勝利や、アーティストとの一体感、神や仏への願いや、自分・世界への呼びかけなど。



一文節削除の跡。
ちゃんとした丁寧な行い、自分の中でも日々葛藤がある。迷い。


閑話休題。

冒頭に貼った楽曲『Chantして!!!!!』 は、名取さなの十八番であるダジャレを使い、『ちゃんとして』と『Chantする』、ウィットに富んだ素敵な歌だと思う。

名取の言動を見ていると、自分自身もちゃんとできていないと思っていることが結構あるようだ。ラノベも漫画も読みっぱだったり、寝起きが大変そうだったり、謎の広告ゲーに時間を奪われたり、レスバモードに入ってしまったりだとか...…

こちらから見える彼女は、継続力があり前に進み続けることのできるすごいやつなのであるが。

それでも、上に書いたように、自分自身に対する自己暗示をするとともに、自分と似た悩みを持つせんせえたちに向けて、同一化の祈りのChantをしてくれているように感じる。


これは私にとって、とてもありがたいことだ。
これまでも繰り返し書いたが、名取は名取のオタクたちに、光のインターネット生活、よりよい人生を送ってほしいという願いがあるのだと勝手に思っている。

弱いオタクである私は、それを感じ、ちゃんとしようと心がけるも、挫折する日々を送っている
私はこれまでのnoteでも何度も似たようなことを書いている。あまり進歩していない自分が嫌になることもある。
それでも完全に諦めて前の自分に戻ることはしたくない。有言実行のすごい女のようになりたい。
繰り返し書くことで少しでも進歩できるように祈りを込めてここに再びChantを。


Remixバージョンもいいぞ。

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