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大津市の予算案ミスがあった件
京都新聞によれば、大津市の予算案にミスが見つかったとのこと。
予算案のミスは計4カ所…地域子育て支援事業費の債務負担行為の期間「令和7年度まで」が「令和10年度まで」となっていた▽道路新設改良事業費の債務負担行為の限度額「60000千円」が「100000千円」となっていた▽地方債の利率の説明文に「あああああ」と不要な文字が入っていた-など。
正直、ミスのレベルが低次元過ぎて、本当に確認したの?と思ってしまう。
ところで、国の予算案は内容もさることながら、体裁面も本当にシビアに確認する。
内容面では、前例や類似例を集め、関係法令も横並びも確認するし、理論立ても細かい。
体裁面では一行一行紙を折り、過去の予算書とあて、ズレやおかしな箇所などがないか確認を人をかえて何回もする。これをオリズリという。
こんなことをやってる人たちも内心、非効率な仕事だなー、とかちょっとしたミスを潰すためにどんだけ時間かけているのよ、と思っている。
ただ、ミスが見つかれば大問題になるのは分かっているので、やらざるを得ない。
最近は、霞ヶ関の働き方改革で、
自動計算した内容の再確認やデータの手入力などを廃止して業務効率を高める。
ということもやっていくということだけど、AIとかシステム化で、効率化や正確性も上がるが、100%のクオリティを保証する、となると話が違ってくる。
意味のない完璧主義を排さない限り、真の働き方改革は進まないと思う。
以上、予決研でした。