厚生労働省の契約情報を分析
こんにちは、予決研です。
今回は厚生労働省の契約情報(物品・役務/競争入札分)令和2年度以降を編集・分析しました。
⬛︎分析結果
行政改革推進会議が公表している令和4年度調達改善の取組に関する点検結果によれば、
全省庁の調達実績は、調達件数のうち競争入札が占める割合は65%、随意契約が占める割合は35%となっています。
また、65%の競争入札のうち競争が働いているとみなされる複数応札は43%、競争が働いていないとみなされる一者応札は22%となっております。
厚生労働省の調達実績は、調達件数のうち競争入札が占める割合は58%、(競争入札を経ない)随意契約が占める割合は42%となっています。
また、58%の競争入札のうち競争が働いているとみなされる複数応札は36.2%、競争が働いていないとみなされる一者応札は21.5%となっております。
ちなみに、令和2年度以降の契約で目立つ契約でいうと、「令和3年度以降における厚生労働省統合ネットワーク回線・機器に係る供給(設計・構築、テスト、移行、運用、保守等)業務一式」は、20,357,784,329円と200億円超の巨額契約になっています。
他にも、令和4年9月29日には0.9%と超低落札な入札があり、
「児童相談所におけるSNSを活用した全国一元的な相談支援体制の構築に係るシステムのLINE公式アカウントにおけるプッシュ通知のサービス提供一式」は契約上限額を示す予定価格が、12,550,868円のところ、契約金額は112,200円と超低額になっています。
一体どんな誤算があったんでしょうか。
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