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休職中なのにリワークセンターを辞めた訳

こんにちは。
現在休職中OLののぞみです。
昨日、すでに退所しているリワークセンターから電話がかかってきました。
利用料の支払い忘れてたっけ?とか冷や冷やしながら電話に出ました。用事は、これまでの利用明細を郵送したから確認しておいて下さいというただの事務連絡でした。内心ほっとしながらも、リワークセンターでの体験を思い起こしてしまい、少々ブルーな気持ちを捨てきれずにいます。

今日は、自身の感情整理のためにリワークセンターの体験で起きたことを書かせてもらおうと思います。
これからリワークセンターを利用しようと思っている方や現在利用されている方、また現在休職中の方にとって、少しでも参考になればと思います。

※注意※
リワークセンターそのものへの誹謗中傷が目的ではありません。
あくまで私個人の体験記として書かせていただきます。


辞めることを決めた最大の理由は「気を遣うから」

人と一緒にいる以上、誰でも少しは気を遣うと思います。普段なら全く問題ありません。が、リワークセンターに通う状態というのは、何らかの病や事情によって就労に困難をきたしている状況です。そんな状況で「必要以上に気を遣ってしまった」ため、病気が悪化し退所することになりました。

ここからは具体的にどんなことが起きたのか、私以外の人にも起こりうる可能性の高いものを中心に載せていきたいと思います。

嫌なことを嫌だと言えなかった

リワーク通所中、振り返ってみると「あれ?」と思うことがあっても、言い出せずに我慢することが結構ありました。

①後回しにされる
リワークセンターでは、毎日の振り返り面談に加え、週単位での振り返り面談など、とにかく面談が多いです。リワークセンターにいる間に終わればいいのですが、時間が足りない場合にはリワークセンター終了後に面談をしてもらっていました。ただ、私の通っていたセンターは開設して間もないこともあり、常に新規の体験生であふれていました。当然体験された方をそのまま帰すわけにはいかないので、体験生の方の面談が先に行われることになり、結果、私との面談は終了時刻からさらに30分後になるということもありました。

最初のうちは、〇分くらいかかりそうだけど大丈夫?と聞いてくださっていましたが、最終的にはそれもなくなり、終了後、別室に案内され、そこで30分待機というのが常の状態になりました。

②プログラムへの不満
プログラムの内容自体への不満は特になし。勉強になった会もたくさんありました。が、プログラム中の待ち時間が長すぎました。
まず、プログラムというのは、健康なら健康、ビジネスならビジネスといった各テーマに沿った内容について、リワークセンターの職員さんが実施してくれる講義のことです。その講義中に、大事な部分については個人で考える個人ワークと、みんなで意見を出し合うグループワークとを行います。まず、個人で考える、そのあとにみんなで話し合うというよくあるやり方だと思います。が、個人ワークに時間をとりすぎていて、最後のグループワークができないことがほとんどでした。個人ワークも与えられた時間の半分くらいで書き終わってしまうので、いつも待たされてるな。という気持ちになり、結局その後のグループワークも実施されないまま終了となってしまうので、不完全燃焼のまま終わることが多かったです。

③とにかく待つ時間が多い
①と②でも書きましたが、それ以外にもとにかく待つことが多かったです。毎日の振り返りシートを書こうとしたら用紙がない、ファイリング用のリフィルがない、「準備するんで待っててください。」と言われて待っていても結局出てこなくて、明日に持ち越しされるなど。そういったことがたくさんありました。


①~③を繰り返した結果、またしても具合が悪くなったため、入所3か月で退所することになりました。

どうすればよかったのか

具合がよくなった今、言える答えはこれです。
「とにかく自分を優先すること」
この考え方がなかったからうまくいきませんでした。

そもそもうつ病や適応障害などの疾患になる方の多くは、自分よりも周囲に気を遣いすぎたり人目を気にしたりすることが原因で発症していることが多いです。にもかかわらず、休職後も人に気を遣っていたらいつまでたっても原因が取り除かれないので、うまくいかないに決まっています。

なので、嫌なことは嫌である。と言えないのであれば、まだリワークセンターの利用は早いのかもしれません。

利用者の中に、ワーク中にもかかわらず、「このワークって意味あるんですか?」って堂々と発言している40代の男性がいました。当時は、「そんなこと言ったらやばいでしょ!」って思っていましたが、今思えば正解だな、って思います。社会復帰をかけて通所しているのだから、無駄だと思うことは無駄だと言えるくらいでちょうどいいんだなと。

とはいえ、そこまで言えるようになるまでには時間もかかるし、それまで何もしないというのも不安になります。
そこで今の自分が意識していることを書きます。

辞めたいときに辞められることをやる

休職中に挑戦したいことや頑張りたいことは、やれるのであればやった方がいいと思います。でも、やることで逆に病気が悪化しないか不安になることもあります。なので、私は、辞めたいときに辞められることをやるようにしています。

たとえば、筋トレ。

ありがちなやらかしとしては、
休職中時間があるからと近くのジムに体験入学し、そのまま会員になる。最初の2か月は熱心に通うも、腰を痛めて通えなくなる。だけど今は3か月目の月初め、すでにその月の月謝は納付済み。思考を巡らし今辞めるともったいないと結論付ける。そうして、満足に通えない状態のまま3か月目を過ごすも、ここまできたのだからと退会せずに4か月目に突入。行けたり行けなかったりを繰り返す。結局、お金の問題もあり4か月目の終わりに退会する。結局、満足のいく結果は得られず、お金も失い、継続できなかったことで自信も失うトリプルパンチ。やらなければよかったと後悔する。

じゃあ、休職中に筋トレはできないのか、いや、そんなことはないです。

自宅でやればいいんです。

最近はYoutubeを見れば自宅でできる簡単な筋トレなんて無限に出てきます。お金もかからず、会員制特有の変なプレッシャーもない。何より、続けるかどうか、ということに関して悩まなくていい。やりたくない日はやらなければいいんです。休職中の方にとってはこれが最も重要です。

他のことでも同じです。
簿記の勉強をするなら、専門学校に行くのではなく、自宅学習。
社会復帰について学ぶなら、リワークセンターではなく、Youtubeなどの配信から学ぶ。

もちろん、外に出て勉強することのメリットもたくさんあるので、一概には言えないのですが、休職した直後、まだまだ体調がすぐれないときには無理せず継続することを考えてもいいと思います。


長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。



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