Jリーグ開幕戦所感
2/18(金)川崎 vs FC東京 Jリーグ開幕戦
チケットをなんとか入手できたので現地観戦へ。
私はFC東京CSMのため、ビジター席。
川崎側の試合はあまり見てないのでなんとも言えないが、
東京に関しては随所に新しい取り組みが見られたのでそれについて記載。
見所まとめ
00:00〜20:00
渡邊がまだSBに不慣れな点をついてマルシーニョが裏やCBとのギャップを積極的に狙いに(01:50、05:35、10:49、17:30)
ポジショニングとCBとの連携が課題(01:50)
決定期をエンリケがシュートブロック(10:49)
決定期をクバがセーブ(17:30)
東京のクリアボールを谷口がそのままダミアンへ、ダミアンの落としにマルシーニョが反応したがクバがセーブ(18:20)
20:00〜45:00
永井と安部のボール奪取から松木の落とし、永井のラストパスからレアンドロのフィニッシュ、チョンソンリョンがセーブ(23:13)
大島のワンタッチでの家長へのパス(26:26)
ごちゃついたシーンで松木がミドル、チョンソンリョンがセーブ(27:47)
チャナティップからマルシーニョへ浮き玉で裏を狙う(33:50)
レアンドロのミドル、車屋がコースを絞ったため枠外へ(35:28)
エンリケの持ち上がりからのミドル、ちょっとマティプ(37:35)
小川のロングパスから松木のトラップと落とし、ディエゴのフィニッシュ、またもチョンソンリョンがセーブ(42:05)
45:00〜60:00
安部の切り替えダッシュ、攻守の切り替えの早さがいい(48:50)
松木J初イエロー、ディレイ気味で後ろから登里にチャージ(49:35)
レアンドロの決定期、チョンソンリョンのセーブ(50:35)
渡邊交代、長友投入、インナーの規程違反で脱衣という珍しいシーン(55:00)
渡邊交代、長友投入、インナーの規程違反で脱衣という珍しいシーン(55:00)
レアンドロFK、永井あわやGOALかと思いきやオフサイド判定(59:45)
60:00〜80:00
チャナout塚川in、マルシーニョout知念in(61:00)
永井のサイドチェンジからFK獲得(66:15)
レアンドロダミアン、ロングシュート狙う(67:10)
永井のラストパス、車屋が足を伸ばしてカット(68:04)
松木が塚川に削られる、そのまま71分に交代、三田投入(69:35)
CKからエンリケのヘディング、チョンソンリョン正面(72:45)
脇坂が反転して2人剥がして前を向く、上手い(74:09)
木本から1列飛ばし気味のレアンドロへのパス(74:35)
脇坂out遠野in(75:20)
遠野ファーストタッチでチャンスメイク(75:53)
青木の縦パスから小川が永井、ディエゴの落とし、安倍が走り込むがスリップ、PKにはならず(76:45)
谷口の落としに遠野が反応、クバがセーブ(78:40)
遠野のCKで前半から狙い続けてたDFより前にいく形でダミアンが綺麗にそらしてGOAL(79:57)
80:00〜90:00
ダミアンに対してレアンドロが後ろから危険なタックル(83:45)
車屋が肩から落ちてしまい、そのまま交代、山村in(85:06)
永井out紺野in(86:50)
車屋怪我交代確定後から登里が監督コーチ陣と入念にセットプレーと守備の確認を継続して実施、冷静(87:30)
紺野の得意な形からミドルシュート、ポスト直撃(88:53)
レアンドロがかわして青木へパス、シュートはチョンソンリョンがセーブ(93:15)
紺野のクロスがこぼれたところをレアンドロがシュート、枠外(96:30)
総評
概ね両チームの狙いがよくわかった良ゲーム、東京もここ数年では一番川崎に肉薄したゲーム内容だった。
東京、ブラジルトリオ頼みで前線にとりあえず放り込むスタイルからDFラインから丁寧にビルドアップする形に。
簡単にボールをクリアしないという昨シーズンまでは見られなかったプレーに驚き。
一方でDFラインの連携はまだ課題がありそう、立ち上がりの連携ミスが気になる。
クバが足元そこまで得意ではなさそうなので、GKが参加してのビルドアップもちょっと怖い。
ブラジルコンビの玉離れのタイミングが気になる。
連携よくなってくればコースも増えてくるか?
エンリケ、クバ、木本の新規加入の守備陣の奮闘。
エンリケが持ち上がっていく形がもう少し安定すればマティプ的なロールも可能な気がする。
クバのセービングが素晴らしい、キーパーってポジショニング大事なんだなと改めて。
東京のポジションが非常に流動的
右はレアンドロがハーフスペース〜中央スペースに入ってくるので松木がサイドスペースに流れたり、左は永井がサイドスペース張ってるときは小川はハーフにいて〜、などの立ち位置の意識が顕著に見られた
選手権の時から思ってたけど、青森山田の選手(今回は松木のみだが)の5レーンの理解度高すぎて笑う、ほんまに高校生か?と選手権決勝観戦した時も思ったけど、今回も痛感。
川崎のCKの狙いが徹底してニア、DFより前に出て受ける形を狙ってひたすら繰り返してくる
結果、それが決勝点に。スカウティングがすごい。
渡邊のSBが不慣れな点をちゃんと突いてきたのもさすが。
川崎は相変わらず狭いとこでのプレーが素晴らしい。
アタッキングサードで数的有利とトライアングルを必ず作ってくるのすごい。
(スーパーカップを見れなかったけど)試合結果と今回の内容をみるとチャナティップはインサイドハーフの方がやりやすいのでは。
東京は山下、アダイウトン、森重不在、川崎も橘田、ジェジエウが不在という中での試合でこれだけの内容なので、今シーズンがこれから楽しみでしょうがない。
追記
Rのggsoccerのパッケージを使って可視化を今後は頑張る予定
選手のプレーログやシュートまでのパスまでのコースをデータ化してどういう動きがゴールまでつながってて起点が何かまでちゃんと分析したい
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