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「会社の平均年収」5倍も違う?
「会社四季報」によると、平均年収400万円前後から、2,000万円を超える会社まで。
給料は、多ければよいわけではなし。しかし、少ないからよいという人もいません。
会社が何を実現しようとしているのか?
働く環境はどうなのか?
自らの職業観(しごとに対する価値観)に照らして見極める必要があります。
就職支援の現場では、「給与」「安定」「福利厚生」などにこだわることにネガティブな傾向があります。
一方、人件費に費用を投入できる会社は、「顧客のニーズに応える製品やサービス」を提供し、結果として「売上・利益を上げている会社」ともいえます。
会社によっては、よい人材を集めるために、「意図的に高い給与水準」を維持しているところもあります。
中には、「人件費をコストと考え、少なければ少ないほどよい」という会社もあります。
「安定」についても、外からは安定に見えても、会社の日常は、「顧客のニーズに応える新しい製品・サービスの研究・開発」にしのぎを削ったり、販路を開拓したり、得意先営業したり、広告宣伝したりと、たいへんな努力の連続です。これは、大企業も中小企業もベンチャーも同じかな。
「福利厚生」も、学生が口に出すと袋叩き?になるかも。その前に何かあるでしょ、と。
しかし、会社は社員の生活の安定、結果としての高質の仕事、リテンション(人材定着)、採用力を上げる等の目的があって福利厚生の向上に努めています。学生の関心をいきなり否定してはいけないな。
(メモ)
👉平均年収は、合計を人数で割る相加平均のため、メーカーなど現業職が多い会社や、一般職の比率が多い会社などは低めに出る傾向があります。また、残業代が含まれることが多いので、残業が多い会社も高く出る傾向があるので留意が必要です。
👉総合職の平均年収を知りたい場合は、東洋経済新報社発行の「就職四季報」が参考になります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
(続く)