仕事がはかどる音とはかどらない音。
家で仕事をしていると、ふとした時に「無音ではなぁ・・・」という気分になり、音楽が聴きたくなる。無音といっても家の中が無音なのであって、その代わりに外の音が浮き彫りになる。保育園のお散歩隊の賑やかな声が聞こえてきたら10時だなとか、小学生っぽい子供たちの遊び声が聞こえたらそろそろ夕方が始まるなとか、「なーんだテメェ!」「やんのかー!」「(ガシャーン!)」が遠くで聞こえたら土曜の終電が終わったころかな?とか、外の音が一日の時の流れを感じさせてくれるので趣はあるが、逆にそっちに意識が行く時があってそれではどうにも集中力がなくなってしまう。
そんなときに音楽をかけることが多い。ラジオが大好きなので、それがラジオでもいいのだけど、うっかり面白いと聞いてしまう。わざと面白くなさそうな地方のお昼の番組を流したりするけど、聴いてるうちに興味深い話が出てきたりすると、そのことについてネットで調べ始めたりしてしまったりしてもう大変。かといってNHKラジオ第2(ほぼニュースと語学番組)ぐらいまで情報が削ぎ落されてしまうとそれはそれで耳寂しくなる。
聞く音楽も、仕事がはかどるモノとはかどらないモノに二分される。僕は日本語ラップやアイドルソングが好きだけど、基本的に日本語で歌われる音楽は歌詞の意味が、考え中の頭の中に侵入してくるので避け気味。なので、大体、洋楽かインストを選びがちに。
最近よく聞くのは、去年ドハマりした洋ゲー「CupHead」のサウンドトラック。CupheadのBGMは全編ジャズなのが最高なんだけど、マップやメニュー画面の穏やかなスウィングっぽいのじゃなくて、ボス戦の激しいモダンジャズっぽいのが好き。
洋楽だったら最近はLouis Cole。英語だと歌詞が脳に語りかけてこないのでイイ。
ちなみに音楽を聴く手段としては今はほとんどApple MusicかAmazon Prime Music。パソコンからではなく、スマホからソニーのポータブルスピーカーで。
設置の仕方が自由自在なのでドラム缶のように縦に置いたり、フック等にかけて天井近くからシャワーのように流したり、音の聴こえ方を変えられるのがイイ。音はモノラルになってしまうけど、音質が落ちる感じはしないし、他の部屋に行ってもうるさすぎないのに良く音が届く優れモノでかなり重宝。(ラジオでも同じ効果が得られるのが本当にすごいと思う。)