私がPodcast好きな理由。
好きに理由などないけれど
好きなモノや事に特段理由などないと思うが、どうして自分がPodcast好きなのかということを改めて考えてみた。思いつく理由は主に3つ。
1:「ながら」が好きだから
2:インプットが好きだから
3:幅広い知識を得られるから
「ながら」について
1の理由について。自分のことを表現するとしたら、このことに尽きるのかもしれないと思うくらい、「何かをしながら別のこともできる」ということが私は大好きなのだと気付いた。
ラジオはもともと好きだったが、Podcastもその流れで好きなのだと思う。無料で有益な情報を得られて、且つなにか別の作業をしながらでも聞き流しができるところが良い。もちろん、なにかに集中していたらほとんど内容は耳に入らないのだが、それでも、ぼんやりと聞いていて記憶に残ったPodcastは、巻き戻して聞くこともできるので本当にありがたい。今では、Podcast番組を月に数十も掛け持って聞いている。以前はラジオからのスピンオフのような形で、ラジオを一部抜粋したような録音が多かった。だが今では個人発信や会社発信、その他様々にオリジナルで多彩なコンテンツがあふれるようになった。
動画とは違う良さ
動画コンテンツだと、視覚的にそちらに集中せざるを得ないので、「ながら」はなかなか叶いにくいと思うが、Podcastであれば「ながら」が可能だ。仕事でPC作業が多いので、目をこれ以上酷使したくない身としては、耳からのインプットが最適なのだ。
インプット好き
2つめの「インプットが好き」については、インプットの方法は各種あれど、1の理由につながるが「ながら」で情報を得られるのが嬉しい。色々な知識に触れたいと思う時インプットの方法として、視覚的には本や雑誌を読んだりネットのサイトを読んだり、あるいは動画コンテンツから学ぶこともあるが、いずれもすぐに目が疲れてしまう。その点、インプットしつつも目が疲れない唯一の方法は耳で聞く学習方法ではないかと思う。
視覚情報よりも印象に残りにくい、という気もするが、図表やグラフなどを使用しない範囲のインプットであれば、聴覚刺激も人によっては有効だと思う。
「幅広い」知識を得るためのきっかけ?
3の理由についてもほぼ1,2と同義である。しかし、単に深く特定の事柄について知りたい、ということよりも、「幅広く」知識を得やすい、という点が気に入っている。
日常生活の中で幅広い知識を得たい、と思っていても、きっかけとなることがなければその周辺知識を得ることは容易ではない。人付き合いが広ければそれなりに雑談の中で知りうる情報も広くなるだろう。だが比較的閉じられた範囲で接触できる情報で、自分に全く関わりがないことだと、その世界に接触する機会は僅少に感じる。Podcastでは、ある特定のパーソナリティ(語り手)を通じて情報が提供されるので、もちろんその番組に行き着くかどうかは未知数だが、今まで自分が知り得なかった業界のこぼれ話のようなものが聞けると楽しい。
どのジャンルでも「知・好・楽」で優しい世界がいい
そして、最終的にどんなPodcastでも、私が長らく聞いていて楽しいと思える番組は、作り手自身が楽しそうに語っているものだ。「これって、こんなに楽しいよ!」と熱量高く語っている番組は、たとえ自分が知らない世界でもなんだか興味を持てそうに思えてくる。各々が楽しいと思えることで作られる優しい世界が私は好きだ。