最低のずっと手前の方で

ぼくは散歩が好きです。小さい頃から散歩が好きです。
小学校、中学校、高校、そして大学と、どんな年齢になっても散歩が好きで続けています
だけどここ数年で変わったことがあって、昼の散歩より夜の散歩の方が好きになりました。
なんでかと言うと、人が少なくて匂いが好きで、自分の考えたいことを考えたり、人目を気にせず音楽を楽しめるからです。
でもそれのせいで、希死念慮が増しました。マシマシです。
ふとした時にやっぱり自分の将来が不安になったり、大人になりたくないという面倒くさい気持ちが湧き出てきます。やるせなくなります。
でも、よく考えたら贅沢なんです
辛い過去は多々あれど、人並みに普通に育ってきました。なのに将来だったり現状の自分が気に入らなくて、消えてしまいたくなります。
最低のずっと手前の方なのに、息が続かなくなっています。

そんな時に救われたのが、時速36kmの銀河鉄道の夜明けという曲です。
「誰にだってあることだからって、苦しくないわけじゃないでしょう」
「寄る辺ないが 遣る瀬無いが、まずはなんか食いに行こうぜってことさ」
この歌詞だったり、他の歌詞だったり、全てに救われました。
今散歩をしていて、例の如く死にたくなってしまいました。
鼻なんて詰まってないのに息苦しくて、もがくようにこの楽曲を再生しました。
そのおかげで、このnoteを書く気力も、明日を生きてみる気力も起きました。
痛いし臭いですが、音楽は本当に人のことを救うことができると思ってます。ぼくが救われたので。
救われた音楽で人を救いたいんです。売れなくてもいい、けど1人にでも刺さるような音楽を作りたいです。
ぼくはまだ生きるので、皆さんも死ぬか生きるかの状態でもがいてる時は、大好きな曲を聴いてみてください


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