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美味しいものを食べられる幸せ

暑さも退いたのか、めっきり秋らしくなって
夜は肌寒さも感じるほど。
夏が苦手なのでホッとひといき。

今日は、以前から通っている
某歯科大学病院通院の日。

人生でいちばん通ったであろう歯科について
書き始めたらなんだか長くなってしまった。

もう4年になるのかな。
以前どこかの記事で書いた気もするけど、
中学生時代にヤブ歯科にとんでもない治療をされてだめになった奥歯がある。

綿球残したまま詰め物を被され、根がだめになった歯。
大人になってから歯が痛くて全く別の歯医者に行って綿球残しが発覚。

根の治療をしたが、4年前にもう抜かないとダメとなり、とうとうインプラントに踏み切ったのだ。
年に2回ほどメンテナンスのため通院を続けている。

最近、右上の奥歯が欠けた件もあり、今回はその治療も兼ねての通院。

もしや、この歯もいよいよインプラントか?
と思ったけど、前回の診察でひとまず補修出来るとのことでインプラントはまぬがれた。

しかし、以前からやんわり指摘されていた右下奥歯と、左上奥歯の状態があまりよくないので、今日は、欠けた歯の型取りとCTを撮り、次回その結果を見て危うい奥歯の治療方針をどうするか決める事になった。

歯の治療にはほんとうにお金と時間がかかるけど、放置もできないこと。

幼い頃から、私はチョコが大好きだった。
親に隠れて盗み食いするほどチョコがすきだった。

幼い頃も毎日歯磨きしていたとは思うけど、今となってはそれだけでは足りなかったのだろうと思う。

当時は朝しか歯磨きしてなかったり。
夜に磨く習慣がなかったのも原因のひとつだろう。ここは親の責任でもあるのかも。

おかげで口腔内環境も虫歯が出来やすかったように思う。

大嫌いな歯科には母に連れられ物心ついたころからよく行く羽目になっていた。
歯科の治療の音を小さい頃から聞いているせいか、今は多少のことではひるまなくはなった。

自慢にもならない話。

しかし、あまりにも歯のトラブルに縁があったため、前世からの何らかの悪しき影響なのか?今世でのカルマ?業?とスピリチュアルなことを考えるほどだった。

結婚後、地元と住処が離れたため新しく通い始めた歯科で、医師から目を覚まされるような指導を賜る機会があった。

歯に対する考え方の転換期となった出来事。

医師は、レントゲンを撮りあちこちに治療痕のある私の口腔状況を見て、初対面の私に滔々と語り出したのだ。

あなたの過去に何があったにせよ、出来るかぎり、今ある自分の歯でいられるようにするためには予防歯科の考え方がとても大事ということ。日々の歯磨きも大切だけど、歯科でプロのメンテナンス(クリーニング)を受けることの必要性と重要性をわかってほしい。

自分のケアだけではちゃんと磨いているつもりでも、取り切れない汚れが歯と歯茎の間に残ることがある。

それが蓄積された状態で放置すると、聞いたことあると思うけど「歯周病」という病を引き起こすことになる。

そうなると、将来もし、だめになった歯が出てきてしまったとして、いざ、インプラント治療しようと思っても歯の下の骨がだめになったりしてインプラントも困難になることがある。

これは脅しでも何でもなく、今のうちから予防の意識をご自身でも高めてほしいということ。

最初は怒られてるのかと思うような語り口調だったが、こんなに歯科医師に熱く語られたことは過去になかったし、同時にここまで諭してくれた医師も初めてなので驚いた。

もっと早く聞きたかったとさえ思った。

歯が弱いくせに少し無頓着過ぎたことを自覚させられ、今までのことを反省し、すっかり目が覚めたと言っても過言ではない。
私にとって生涯忘れることの出来ない出来事。

医師の配慮から、歯科衛生士も私と同世代のベテランの方を付けてくださり何でも気さくに相談することが出来たので、通っている間は先生にも歯科衛生士さんにも感謝しかなかった。

その医師はその後何年かして、教授として大学に戻るとのことで、その歯科は別の歯科に変わってしまった。

残念なことに歯科衛生士も一緒に辞めてしまったのだ。

その後は別の歯科にせっせとクリーニングのために3ヵ月に一度は通った。

その後、色々あって運良く今の大学病院の歯科に通う機会が訪れ現在に至る。

今年に入ってから足の骨折や股関節痛のトラブルには見まわれたもののそれも回復してきているし、今まで「歯」以外は大きな病を患う事もなく比較的健康体で生きてきた。

今は、口腔内環境を衛生的に保つことは万病を防ぐ元だと思っている。

私の場合、特に奥歯が内側に傾いているうえに反射も強いので、普通の歯ブラシでは奥歯の内側と一番奥の歯の後ろ(喉側)が磨いてるつもりでも汚れが残りやすい。

通常の歯ブラシでブラッシングした後に、ワンタフトタイプの歯ブラシで奥と内側の歯と歯茎の間と歯の隙間を念入りに磨く。

そして、奥歯は傾きもあるのでフロスも自分でうまく通せないので、弓形のフロスや歯間ブラシを使う。
仕上げにデンタルリンスで除菌。

自分の歯の形状を把握して磨く場所を意識することが大切だと言うこともクリーニングに通うようになって認識出来たことだと思う。

これからも美味しいものを美味しく食べられるようにメンテナンスはきちんと継続していこうと思っている。

歯科の後は、ヘッドスパの予約を入れているけど、少し時間があったので「幸せのパンケーキ」をランチ代わりに食べて幸せをかみしめたのでした。

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