読書の秋|辻村深月:青空と逃げる
はじめまして、お久しぶりです。
現在noteで19の出版社と合同で「#読書の秋2021」というものを開催しているようです。
noteユーザーが最近読んだおもしろい本や、誰かに読んでもらいたい1冊、作者へのファンレターなど、自分の好きな本についてnoteに投稿するという企画です。
19の出版者が選んだ「課題図書」について投稿をすると、賞品がもらえるかもしれないそうです。
今回、19の出版社に「課題図書」を合計84冊選んでいただきました。課題図書についての投稿は各出版社の編集者や著者が読み、優秀作品には図書カードやオリジナルグッズなど、各社が用意した賞品が贈られます。課題図書以外の本の感想はnote運営事務局で読み、すてきな作品にはnote賞(noteのオリジナルグッズ、若干名)をお贈りします。
前回の投稿で書きましたが、日光浴をしながら読書をしている自分にとっては、noteのネタになってちょうどいいなと思いました。
本を読んでいると、うまく表現できない心のモヤモヤを代弁してくれている場面に出会って心のモヤが晴れたり、
周りの人には理解してもらえなさそうな考え方・感じ方を作中の登場人物が同じ考え方・感じ方をしているのを見ると心が救われた気持ちになることもあります。
私は、読んだ小説で心打たれる表現があったときには Evernote に記録するようにしています。
一度読んだ本の中からもう一度読みたい場所を探すのは大変ですが、こうしておくことですぐに文章に触れることができます。
読んだ本は instagram にも投稿しています。
昨日読み終えたのは辻村深月さんの『青空と逃げる』。
夫が交通事故に遭って疾走したことをキッカケに日常を失ってしまった母と息子が見を置く場所を求めて日本を転々とするお話です。
「困ったときには人に頼っていい」
こう息子に教えてくれたのは…。
この作品に出てくる親子の人生をまだまだ読みたい、というところで終わってしまいました。
辻村深月さんの作品は、ある作品では主人公ではなかった人物が、別の作品で主人公になることがあり、どんな人にもあるオリジナルのストーリーを描いてくれるのが嬉しいです。
この作品に登場した人たちも、いずれまたどこかでお会いできることを楽しみにしています。
まとめて買った本があるので、「課題図書」に触れられるか分かりませんが、これまで出会えなかった作家さんと出会えたらいいなと思います。
とりあえず次は伊坂幸太郎さんの『残り全部バケーション』を楽しませていただきます。
それでは。