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全社員でブランドを作るために、atama plusが心がけていること

こんにちは、ヌマタ(@n_m_ta)です。教育系スタートアップatama plusで、UX/UIデザイナー兼コーポレートデザイナーとして働いています。今回はコーポレートデザイナーのお話です。

atama plusがブランドを大事にしているワケ

atama plusはブランドをとても大事にしています。それは、目指す未来があるからです。atama plusが目指すミッションは「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」。
このミッションに共感する人を増やし、ファンになってもらうことが、ミッション実現への近道であると考えています。

ブランディングをしなかった場合、各チームが発信するものが様々な方向に向かって一貫性なくつくられ、 サービス・企業として何を目指しているのかわからなくなります。あらゆるところでメッセージや印象が一貫していないと、ブランドは作られません。

一方で、全社員でブランドの一貫性を意識し体現することができたら、1人の力とは比べ物にならないほど多くの人に目指している未来を強く伝えることができます。これが、atama plusがブランドを大事にし、全社員でブランディングに取り組む理由です。

参考:『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』

atama plusの“らしさ”とは?

では、atama plusが生み出ししたい一貫性、いわゆるatama plus“らしさ”とはなんでしょうか。くり返しになりますが、atama plusのミッションは「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」です。

教育に、人に、社会に、次の可能性を。

このミッションを実現する会社として、atama plusに関わる人に下記のような印象を持って欲しいと思っています。

ミッションを実現する企業として打ち出したいらしさ

ロゴにも、この印象を持ってもらうための工夫が盛り込まれています。
atama+のロゴの特徴は、はじめが丸く、終わりがパツっと切れた形をしていること。はじめの丸さは「楽しさ」を、終わりが切れているのはきちっとした「けじめ」を表しています。

楽しいことは大切ですが、学習にはけじめも必要です。楽しい教材ですよと伝えるだけでは、本当に高い学習効果が得られるのかは伝わりません。でも、真面目さだけでは、他の教材との違いがわからなくなってしまいます。
既存の教育とは違う新しさを伝える「楽しさ」の要素と、既存の教育の踏襲を表す「けじめ」の2つを兼ね備え、atama plus “らしさ”を体現しているのが、このロゴなのです。

ロゴに盛り込まれた工夫

こうしたatama plus “らしさ”は、創業初期から現在まで、経験豊富なブランド戦略顧問の方と共に作り上げています。コピーライターの斉藤賢司さんと、アートディレクターの後智仁さんです。

社名やロゴデザインなどのコーポレートブランディングから、Mission・Values策定などのカルチャー作りの推進まで一緒に取り組んでいただいています。早くからこれほどブランディングに投資しているというのは、本当にすごいことだと思います。

ブランド戦略顧問

左から斉藤さん、稲田さん、後さん

atama plusのミッションを実現するために、それぞれの社員が関わる相手は多岐にわたります。例えば、保護者、塾の方々、生徒、社員、採用候補者、メディアの方ーー。
みんなから同じ印象を持ってもらうためには、誰に対してもatama plusの“らしさ”である「信頼感・けじめ」「遊び心・洗練」といった一貫した世界観が体現されていなければいけません。

たくさんのステークホルダー

もちろん、相手や目的が違えば、見せ方も変わります。でも、相手に抱いてほしい印象はぶらさずに、目的に応じた効果的な見せ方を実現したいと考えています。
くり返しになりますが、ブランディングでとっっっっても大切なことは「すべてのメッセージで世界観が一貫していること」。これだけ多くの関係者に同じ印象を抱いてもらうために、全員でブランディングに取り組むことが必要です。

全員でブランディングするために

全社員でブランディングに取り組むために、atama plusが心がけていることは何でしょうか。

答えはオンボーディングです。

atama plusでは、入社時にオンボーディングとして、たくさんのインプットが用意されています。私はその中で「ブランド」に関して説明するパートを担当し、全ての新入社員の方に毎月1時間ほど話しています。

ここまで書いてきたブランドを大切にする理由や、atama plusの“らしさ”の説明に加えて、オンボーディングを受けた全員にまずやって欲しい具体的な行動も伝えています。
例えば、CIレギュレーションを読むこと、ロゴ規定の大切さ、資料に使用するフォントインストールのお願い、キャラクター使用上の注意スライドテンプレートの使い方などです。

ロゴ規定

社内でブランド発信する中で嬉しかった3つのこと

まず1つめは、オンボーディングでブランドについて話ができること自体です。「ブランドは社員全員が理解しておくべきものである、そのために毎月入社した方に1時間使っていい」と認められていることを私は嬉しく思います。オンボーディングで丁寧に説明できることで全員の共通認識を作れるので、日々の業務で本当に会話がしやすくなります。

2つめは、ある月に入社したカスタマーサクセスの方に素敵な感想をもらったことです。

街中でも何かデザインされたものを見るたびに、意図があるんだなあと思うようになったそう。人のデザインの見方を変えることができたのだと嬉しくなりました。

3つめは、デザイナーの私以外にも、社内にブランドについて発信してくれる方がいることです。例えば、ビジネスチームでは、私からの全社向けのブランドの説明とは別に、チーム向けのブランドに関するオンボーディングをしています。そこで説明をするのは、ビジネスチームのメンバーであって、デザイナーではありません。職種は違っても、ブランドに深い理解を持って一緒に促進をしてくれる人がいることは、本当に心強いです。

atama plusのコーポレートデザイナー募集

atama plusでは、全社員を巻き込んでブランディングをしていきたい仲間を募集しています!幅広い職種のメンバーと協力しながら対外コミュニケーションをより強化していく専任デザイナーです。

ブランド戦略顧問が示すatama plusらしさを読み取りながら、atama plusの全員がブランドを体現できる形に変換する仕事です。

オンボーディング以外には、顧問との定例会の出席、プレスリリースなどの対外的に情報発信する内容のデザインなどをしています。将来的には、ノベルティ、パンフレット、販促物、顧客提案資料などのデザインやLPの制作もお任せするかもしれません。atama plusでは、まだまだコーポレートブランディングの立ち上げフェーズが続きます。業務範囲のひろがりに応じて、お任せしたい業務を相談させてもらえるとうれしいです。

コーポレートデザイナーの仕事例

ブランド戦略顧問との定例会にはそこでなされる物づくりの過程・意思決定のポイントを、atama plusらしさの判断に活かすために参加しています。素敵な物ができていくのを目の前で見れるのは純粋に楽しいです。どのような意図を持って作られたのか社内への紹介もしています。

私自身がatama plusのデザインのファンです。atama plusのデザインに込められた思いを語ることで、社内のメンバーにファンになってもらいそのメンバーがさらにファンを増やしていく。そんな流れを加速できたらなと思っています。


ぜひ気軽にオフィスへ遊びに来てください。オンラインでのカジュアル面談も可能です。

atama plusについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください!


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