結婚式をきっかけに好きなお花を見つけてもらうこと!それが私のモットー
こんばんは。フローリストこんのです🧚♀🌸
打ち合わせでどんなこと聞いてる?絵がかけるようになる練習法は?などなど、現役フローリストさん達から頂いた質問に、自分なりの答えで書いていきたいと思います!🙇🏻♀️
①お打ち合わせではどんな質問をしてる?
"もう心に決めているコーディネートがあるかどうか"
は必ず聞いていると思います!
惹かれてるものがある中で、私が先走ってしまうと、いつまでも「こういうブーケ持ってもらいたい!」などと話して止められなくなってしまうし(笑)
ふたりで、もしくは家族で話し合って、今どんな意見が出てる?を最初に確認するようにしています🙇🏻♀️
私の場合になりますが、そこでもし、今不安に思ってることがあったら、まずは不安や疑問をクリアにするところからお話しすることが多いと思います。
「じゃあまずはメインテーブル装花から決めていきましょうか!」みたいなお話から始まるお打ち合わせも多いと思うのですが、
例えば会場内に飾るアイテムが多い時には順序立ててアイテムをご案内したほうが分かりやすい場合もあるし、一番こだわりたいのがブーケだったら、ブーケからお話しするのが楽しい時もあると思います。
装花打ち合わせって、結婚式の打ち合わせの中で限られた貴重な時間枠をいただいていますよね。
まして、長時間の打ち合わせともなると、新郎新婦様は同日にお花以外のことも打ち合わせしています。
まずはこの時間の中で、会場コーディネートそのものに興味を持っていただけたほうが良いので、どの順番でお話しすると印象に残るかな?と考えながらお話の順番を変えています。
(なので、毎回話してることも順番も、違うと思います🙇🏻♀️)
ちなみに、特に意識しているのは
はじめまして、のご挨拶!
「お花の担当の〇〇です」とか
「お花の打ち合わせします、〇〇です」
は言いません🙅🏻♀️
ご結婚おめでとうございます。
ご縁あって、お二人の会場コーディネートのお手伝いをさせていただくことになりました、こんのと申します。
の言葉を選んで、ご挨拶するように心掛けています。
前者だと、「シフトの都合でここに来たんかな?」という印象も否めないかなと‥‥(考え過ぎ?)
結婚式の準備をするにあたって、それはもう本当に、様々な分野の準備があると思うんです。
式場で決めていること以外にも、ご両親やお友達、周りの方への結婚の報告であったり、結婚式の相談であったり。
「結婚」を機に、より沢山の人と関わることが増えると思います。
お花の打ち合わせは、その中のほんの一部の出来事かもしれないけれど、ご縁があってここでお話ができているのだから、そのきっかけを大切にしたいなと思っています!
ワクワクはたくさん!不安なことはクリアにする。そして結婚式をきっかけに、好きなお花を1つ覚えてもらうこと!好きなお花を見つけてもらうこと!
記録にも記憶にも残るお花を準備すること!
を打ち合わせのモットー?指針?にしています☺
②提案力をあげるために普段してる事って?
1つのキーワードから派生させるイメトレ?をしています!
過去のお話を例に話します。
異動前に式場専属のフローリストとして働いていた時は、担当のプランナーさんから事前にお二人の好みなどを教えていただけたので、お花以外で今選んでいるアイテムを確認したり、
『こういうパーティーが理想』『ガーデンを使いたい!』など、事前に共有していただいたお話を基に、「お花を使ってこんなシーンを進行に組み込むのはどうかな?🤔」と考えて、ご提案に活かせるように心掛けていました。
ある日、結婚式のテーマを『ハロウィン🎃』に決めている新郎新婦様がいらっしゃるというお話を聞いて、楽しそう!と思って装花担当に立候補して、担当させていただいたことがあります。(笑)
事前に『ハロウィン』の意味合いや色を調べて、
魔法にかけられたような毒々しい闇のイメージかもしれないし🧙
かぼちゃのランタンが飾られているような、ちょっとポップなイメージかもしれないし🎃
と妄想を膨らませます🤔💭
ポイントは、それが合ってても合ってなくても自由に考えること!(笑)
新郎新婦様に提案したら、
「あ、そういうイメージじゃないです✋」って言われることもあるかもしれないけれど(笑)
「なるほど!そういう切り口もありますね!😊」に
なるかもしれないですからね!!?(必死)
この時に担当させていただいた新郎新婦様は、
『10月だからハロウィンにしようかな🎃って考えていたくらいでまだコーディネートの事はそこまで考えてなかった!そうかそんなこともできるのか!楽しそう!お任せします!』と幸い仰ってくださったので、
3人でハロウィンにあった小さい頃の思い出を語りながら決めました。😊(良かった‥)
そんな感じで、『ハロウィンといえば?』を何十回も自問自答して(こわい)、それはもう記憶の走馬灯のように、いろんなイメージを引き出すのと同時に、頭の中で花以外の分野のものとかけ合わせます。
例えば、
・ハロウィンといえば秋。そういえばオータムコスメで今年こんな新色が出てたな。あの組み合わせは今っぽくて可愛い。花嫁さんはイエベのお洋服着てたしあのカラーリングが似合うかも。
・ハロウィンはお菓子を回収(?)するイベントがあるから、例えばお菓子だったらこのパッケージごと合わせるとイメージに合うかも!
・魔法っぽい光の演出ができるアイテムを装飾に取り入れてもいいかも?
・ステッキブーケを作って、会場が暗転してるところにガーデンからサプライズ入場して、魔法をかけられた色のドレス(予め決めておく)を着ているゲストには、特別プレゼントをあげちゃうのも面白いかも!
・そういえば少し前にTwitterで「闇落ちエビフライ」が話題になってたな。毒々しいコーディネートイメージにするなら似合いそうだな😏
などなど、これといえばこれ!というキーワードを幾度となく繋げて思いつくものを全て書き出し、花以外のアイテムからインスピレーションを拾って提案に活かすことが多いです💐
提案力をあげよう!という考え方はなくて、
装飾として、提案できる範囲を増やす!というイメージです🙇🏻♀️
個人的に気をつけているのは
『ハロウィン おしゃれ』で検索をしない🙅🏻♀️
それでおしゃれだなと思うものが出てきたことない‥!(笑)
③やっと人に見せられるくらいの絵をかけるようになった練習方法
私が書いたお花は全てガーベラとワレモコウになってしまうという呪いを随分長い間かけられていたのですが、
そんな私が、絵を絵と認識していただけるようになるまでの練習方法は全部で3つ!
(うまいかどうかは別としてください!ごめんなさい!いつでも一生懸命やっています!!!)
①上手い人の絵を模写で練習!!!!!
デッサンって皆それぞれ味があるので、この人の絵好きだな、と思う先輩の絵をまずひたすら模写します。
②トレーシングペーパーと転写シートで練習!!!
練習したい写真の上にトレーシングペーパーを敷いて、上からなぞってサイズ感の雰囲気を掴みます。
③うまい人と一緒に書く!!!!
比べられると、ひぃってなるじゃないですか。心が痛いんですよね。でもやります。上手くなりたいから。
絵の上手な先輩、後輩が書いているのを横で見ながら、同じように書いたあと、その紙を重ねて、どこが変に見えるのか確認する。
※注意⚠※
同じもの書いてるはずなのに‥という、とめどなく溢れる悲しく切ない気持ちは、心の奥の大きめの引き出しに一旦閉じ込め、厳重に鍵をかけておく。
なんならパスワード式のロックをかける🔒
①→③を一生PDCAサイクルで回すことで、
練習になりました!!
私は美大卒でもなくここまでやっと描けるようになったレベルの人間ですので、絵に関する発言はあまりにも恐れ多く慎むべきと考え、自重させていただきます‥!
『上手くなる方法』は美大卒の大西先輩に聞いておきます。🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️
一緒に練習、頑張りましょう‥‥‥!!!!!😭
今日はここまで!🙆🏻♀️
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました🙇🏻♀️
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