「製造業」は無くなる を読んで
日立製作所社長の東原敏昭氏がインタビューを受けたという記事に興味を持ったので、今回は「製造業」の未来について書いてみました!
AI、IoTの時代だからこそ、大量生産を前提とする製造業は見つめ直さなければならないのだと思う。
デジタル化を取り入れてしまえば、かつての仕事内容はなんでもできてしまう。例えば製造プロセス、設計図面は全てデータに任せてしまえばいい。寧ろ、そっちの方が正確なので、ミスを減らすことができる。
電子商取引、電子決済の普及だ。
『購買』にまつわるデータは消費者の欲すもの、欲しないものの縁引きを明確にし、メーカーもサービス事業者も集中する。
メーカーとそれ以外の垣根が崩れる。
デジタル化による「仕事内容の変化」「消費者の購買方法の移り変わり」この大きく二つが製造業に大きな影響を与えている。そのことに当事者は気づくことが大事だと思う。
そして、今後企業できることは何か?
それは「どうすれば元気に年齢を重ねられるか、快適な町とは何か、誰が自動運転を求めているのか」世の中で騒がれている情報にアンテナをはり、世の中は何を必要としてるのかというニーズを掴みに行くことである。
そうでなければこれまでの製造業は無くなってしまう。
東原敏昭社長はそういう意味で「無くなる」と言っているのだと思う。
では、私たち人間にできることは何か?
感性を磨き『AI』を使うことだ
社会のニーズを汲み取る共感力、問題解決のために何が必要かを探る提案力はAIには担えない。
人間のために何を作り上げるかを決めるのは人間だ。
人間はこれまで以上に感性が求められる。
人の幸せとは何か、
その実現にどのような価値を創造すべきか、
歴史や文化、芸術などを幅広く学び、感性を磨くことが何よりも大事になる。
時代の移り変わりの今だからこそ、世の中で騒がれている情報には敏感にならないと行けないし、なんとなく生活することは1番のリスクだし、「大企業のトップだから考えるのは当たり前だ」と片付けてしまうのではなくて、全て自分事だと思ってアンテナを常に張ることが、これからの生き残って行くのに大切なことなのだと、このインタビューを読んで改めて感じました!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊