術後1ヶ月経過。

 手術から1か月経ちました。
 傷は順調に治っていて、トイレに入るたび、医療用ボンドが剥がれて露わになったお腹の傷を見ては、先生縫うの上手だわあー、って思っています。
 溶ける糸で縫っているので抜糸の必要がないし、医療用ボンドで保護してあるので消毒の必要もない。医療の進歩ってすごいですね。
 でもまだ剥がれかけの途中なので、見た目は汚いです(笑)

 で、先々週11/17に手術後の診察で、その結果で翌週に抗がん剤を再開する予定でしたが、なんかちょっと身体が怠くて一週間延期することに。
 血液検査の結果では異状はなく、ちょっと脱水っぽい感じだっただけでしたが、元気がなかったので、いつもの西村さん(仮名)っぽくない、と先生に言われてしまった。いや、人の事どれだけ元気だと思ってるんだ。一応病人だぞ。お腹切ったばっかりだぞー
 まあ抗がん剤やってた時も、入院してた時も、もっと元気だったもんなー

 そんなわけで先週の金曜日11/24、再度診察でしたが、数日前から先週の脱水とは違う怠さが少しあり。まー、まだ退院して1か月だもんなあ、そんなに元気なのもおかしいか、大人しくしていよう、と思っていました。
 けど、採血の結果、白血球やカルシウムが少し多め、LD(IFCC)が異常な数値に爆上がりしていたので、急遽CT撮りました。
 ふう、病気になる前はCT撮るのも大騒ぎだったのにな。今じゃ造影剤入れるのもドキドキしないぜ。
 で。
 肝臓に酷く転移してるのが見つかりました!!!!!!!
 ガビーン!!!!!!!!

 再発については起こりやすいガンだから覚悟はしてたけど、2か月前に撮ったCTでは殆ど見られなくなっていたのに。
 わたしが画像を見てみ解るくらいの広がりっぷりで、草間彌生のアートかな?くらいに肝臓に広がってたので、さすがに引いた。人生2度目の「わたし死んじゃうのかな?」が頭を駆け巡りました。
 先生はあんまり感情を表に出さないけど、あれちょっと動揺気味でしたね。
 この短期間でこの勢いで広がるとは思わなかった、耐性がついているとちょっと厳しい、体調が回復するのを待てないので、月曜日に抗がん剤をやりましょう、と言われました。
 あと、ご両親にも話しておいた方が良いかと思います、とも。
 つまり結構やべー感じみたいです。まいったな!

 身体が怠いのはカルシウムの値が高いからだと思うので、下げる点滴をしましょうってことで、打たれました。
 とりあえず、怠いのは術後1か月だからじゃなかったらしい。

 あとは肩が痛くて整形外科に駆け込んだり、肩が痛いから3万もする高いマイ枕を買ったりしてました。枕それでも合わないけど。

 自分ではどうにもならないことだけど、身体しんどいのはきつい。特に枕が駄目だから横になっても肩が痛いのはきつい(大丈夫な時もある)
 抗がん剤が全然辛くなかった分、余計にそう思うのかも。
 あと、昨日11/25甥っ子が8歳の誕生日だったんだけど、5年以内に死んじゃったら、この子が中学生になるのを見られないかもしれない、と思ったらさすがに心が辛くなった。
 今までと同じで、がんばるしかないけど。

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