12/16【雑感】下がらないダウと日経はババ抜きの様相へ ~大きく売るための株価上昇に注意~
11月に立てた予想は外れ、未だにダウも日経も崩れてきません。
私の予想では、SQにかけた攻防があり、一騒動あるかと思っていました。SQを通過した後も崩れる要素がないと、もう売り方があまりいないということなのでしょう。新時代の日本株はこれからまだまだ上がっていくのでしょうから、後で振り返れば今の様な高値止まりも大した問題ではないかもしれません。
しかし目先の動きとしては困りましたね。売り方がいないと買い戻しがありませんので、やはり上昇するエネルギーがありません。SQを越えてしまったので、自然と売り方が出てくるイベントが年内はもう残っていないんですよね。
ここ一ヶ月、調整が無いことをずっと心配してきました。調整が来なければ来ないほど、残される選択肢が少なくなります。11月下旬に下がるか、12月上旬に下がるか?なんて楽しく予想していた時はまだ良いのです。株価の上昇が続くならまだしも、そうでもないのが尚更良くないのです。
売買代金も少し薄くなってきました。しかし、ダウの方がもっと怪しいですね。ダウも手詰まり感が強いし、その上コロナも実態経済も日本よりダメージが大きい…なのに崩れない。他の海外指標も迷走してます。買うものがないのに無理矢理買っている印象です。じゃあ日本株を買えばいいのに、と思います。相対的に見て、他の国よりも明らかに経済へのダメージが少ないのだから。
そういった点からも、崩れるならダウかヨーロッパからだと思います。派手に崩れるかもしれません。もちろん新時代の動きを考えれば、少し横這い調整するだけで済むかもしれません。この辺りは全く読めないですね。
特に、中国が大人しすぎるのが気になります。今ドル高人民元安になるネタを仕掛けて来たら、多分一気にダウは崩れてしまいます。1月の大統領就任まで、中国が何もしない可能性の方が低いのではないかと思いますが。
今、つまり年末は基本的に株高に傾きやすい時期であり、その確率は毎年高いのです。この後株高で年内に素知らぬ顔で27200円を越えていくようであれば、私は一旦追撃買いを控えようと思います。今は先程書いたように、空売り買い戻しの上昇燃料もない。だったら、追撃買いをしてきた素人の買い玉にぶつけて機関投資家は利確売りする可能性も出てきます。大きく売る前には一旦株価を上昇させる、というパターンもあり得るのです。
今日もチラホラとストップ高する銘柄も小型株には見られます。本流の大型株は買いにくいと、こういった現象も見えてくるのでしょうかね。このまま本格的に小型株のターンが来るなら、それはそれで面白いですけどね。
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※12月の四季報が出たら更新、改良します。過去に買った人は更新料などかかりません!