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海外で働く場合の所得税は?

現在、103万円という年収の壁の見直しがされようとしています。この103万円という金額は、これを超える収入の場合に所得税がかかるというものです。

では、海外勤務の場合には所得税はどうなるのでしょうか。海外勤務者の所得税に関しては、海外での勤務期間が1年未満か、1年以上かで異なります。所得税の課税対象かどうかは住所がどこにあるかで大きく異なり、海外勤務1年未満の場合は「居住者」という分類になります。一方、1年以上の場合には日本国内に住所を所有しないものと推定され、「非居住者」という分類になります。

居住者(海外勤務1年未満)は、国内勤務給与+国外勤務給与のどちらも課税対象です。非居住者(海外勤務1年以上)は、国内勤務給与のみ課税対象となり、国外勤務給与は課税対象外です。

このように海外で働く場合の所得税は、その期間が1年以上かどうかで異なるということを覚えておきましょう。

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