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自己紹介ふたたび(2022年版)
このnoteを始めた時に一度自己紹介の記事を書いたのですが、1年半くらい経って、状況が色々変わりました。そこで、改めて自己紹介の記事を書いてみようと思います。
こんな人です
平成初期生まれ。関西出身で、現在は首都圏某所で会社員をしています。
昔から、過ぎたことをいつまでも気にしたり、先のことをあれこれ思い悩んだりすることが多く、気にし過ぎだよと言われて育ちました。
試験勉強なども自分で納得できるレベルまで頑張るという子供でしたが、一方で何事にも全力疾走をし続けて疲れてしまうタイプでもありました。
就職してからも基本は変わらなくて、一つ気になると色々なことが気になって、そこから発想が浮かぶこともある一方で、考えすぎて仕事に集中できないなんてこともあったりします。
旅行が趣味です。ツアーよりは、自分で行きたいところを調べて、電車の乗り換えなども自分で計画を立てるタイプです。観光地に関する体系的な勉強がしたくて、「旅行地理検定」を受験しました(国内3級<現:日本旅行地理検定 中級>取得)。行く先々で景色やご当地グルメを楽しんだり、写真を撮ったりしています。2年前にミラーレス一眼カメラのエントリーモデルを買いました。
他の特技は漢字(漢字検定準1級)やプログラミング(中学生の頃から趣味でやってました)など。家電の初期設定など、機械いじりが得意だと思っています。
HSPのこと
「HSP (Highly Sensitive Person)」を自認しています。
2020年の夏に「HSP (Highly Sensitive Person)」という言葉に出会います。刺激に敏感で、疲れやすい。武田有紀さんの著書に出てくる「繊細さん」という呼び名でも知られています。自分のことかもと思い、Webの診断テストを受けたところ、中程度のHSPであるようでした。
最初に書いたように、事あるごとに気にし過ぎだよと言われ、そのことを自覚はしていたものの「気にするなと言われて気にせずに済むなら苦労せんわ!」とボヤきたくなるのが常でした。この性質に名前があることを知った安心感がありました。
HSPの当事者が集まる交流会に参加したら、同じような人たちがいっぱいいて、こんなに話が合うことがあるんだなと感じたのを覚えています。
HSPの中にも、変化や刺激を求める「HSS型」や、人との交流を好む外向型の「HSE」が存在すると知りました。こちらの診断テストによると「HSS型HSE」っぽいようでしたが、人に会いたい日もあれば一人になりたい時もあるし、動きたい時も休みたい時もあるので、おそらくHSS要素もHSE要素も半分ずつくらいなのではないかと思います。
元々、このnoteのアカウントは「HSPの自分が思うこと」について語るために開設したものでした。
LGBTQ+のこと
HSPとの出会いから1年あまり。自分のことを「アロマンティック・アセクシャル」(Aro/Ace)なのではないか?と思い始めました。ただ本当に自分がそうなのか確信が持てていないので、とりあえずAro/Ace(仮)ってことにしておきます。
他者に恋愛感情を持たなかったり(アロマンティック/Aro)、他者に性的欲求を持たなかったり(アセクシャル/Ace)することを意味します。いわゆる「LGBT」は有名ですが、Aro/AceはLGBTには含まれません。最近はLGBT以外の性的マイノリティをひっくるめた「LGBTQ+」という言い方が使われるようになりました。
社会人になると昔の同級生が結婚したという話も聞こえてくるようになりましたが、自分ではあまり気が進みませんでした。まあ巡り合わせがあれば、というくらい。しかし結婚してこそ一人前という世論も根強く、「出会いがないなら自分から探すしかないよ」と人に言われて気持ちが焦り、婚活を試してみたこともありました。しかし、どうも相手との温度差を感じるということが続いていました。
思い返せば恋愛観や結婚観への違和感は今に始まったことではなく、思春期になれば恋人ができるのが普通ということも、恋人とは始終くっついていないといけない(物理的にも、LINEなどのやりとりについても)という雰囲気も、世の人々が配偶者についてボヤきながら結婚生活を続けていることも、よく分かりませんでした。とあるきっかけで偶然にAro/Aceという概念に出会い、これかもしれない、と思いました。
これをきっかけにLGBTQ+を自認する方々と交流していくと、「マイノリティ」と呼ばれる人々の存在にもあまり驚かなくなりました。そして、(自分自身が結婚するかどうかは怪しいですが)同性婚に関する法整備などの社会課題にも関心を持つようになり、身近なこととして捉えられるようになったと思います。
気づいたこと
自分の性質を知ったことによって、気づいたことがいくつかあります。
人付き合いは選んでいいということ。
嫌だと思う気持ちに蓋をしなくていいということ。
ずっと頑張っていなくてもいいということ。
他人の無責任な発言に振り回されなくていいということ。
他人の価値観に合わせなくていいということ。
悩みは話が合う人同士で話せば楽になるということ。
「マイノリティ」とされる人々が、実は近くにいるかもしれないということ。
今後も地球のどこかで無理せずぼちぼち過ごしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。