物書堂で「日本語シソーラス 第2版 類語検索辞典」を購入(セールは22年4月25日まで)
安心してほしい、私は辞書オタクではない。「物書堂 おすすめ」「辞書 選び方」などと検索すると、辞書など10冊20冊は当たり前という猛者ばかり見つかる。たしかに彼らのレビューは参考になる。読み比べならぬ引き比べにより、辞書各々の特徴を教えてくれる有益な文章だ。しかし最終的に彼らは全部買えと迫ってくる。辞書ハラだ。
我々はハラスメントに屈しない。
このnoteは素人による「日本語シソーラス 第2版 類語検索辞典」の購入レビューだ。決して色々買えと強いるわけではない。
文章を書くのが上手い友人が言っていた。「類語辞典を買え」と。
同じ言い回しを繰り返さず、語彙力を上げ、「文章力」なる言い知れぬ力をつけるために類語辞典は有効だと。
「いつか買いたいな~」と思いつつも結局買わないままこの日まで来た。
iOS向け辞書アプリ、物書堂は毎年4月にセールしてくれる。iPadで読書する私としては、もともと辞書が欲しかった。大辞林を買ったので、ついでに類語辞典も買ってしまおうか。セール価格だし。
迷ったけど、買ってしまった。紙版は16,500円だしね。お得オトク。
さて、実際の使用感を語っていこう。
先程私は、
という文を書いたが、私の第一感としてここは
と書こうとしていた。ここで、シソーラスを使ってみる。
「めいじょうし」と入力すると、分類体系表/VI人間行動/0479表現・表現法のページに到達。
出るわ出るわ類語の目白押し。読めと言われたら読めはするが、書くにあたっては思い浮かばない言葉の数々。その中でも「唖の夢」は分からなかった。
知らん言葉に出会える言葉のマッチングアプリ、物書堂。
当たり前に使っている言葉もシソーラスで引いてみれば違う言い回しが出てくる。文章書く上で非常に参考になりそう。
さて、重要な点であるが、シソーラス自体に語釈はない。いろいろな言葉が出てくるが、それの意味、使い方は他の辞書を当たらなくてはならない。
付録の初版序に書いてある
シソーラスの力を最大化するためには他の辞書の協力が必要。そしてそれを可能にする場が物書堂アプリということか。単語をタップしたら他の辞書で横断検索してくれる。大辞林とか大辞泉とかの中型辞書ぐらいはあったほうがいいな。
なるほど。だから辞書は一つ買ったが最後、どんどん増えていくんだな。フィギュアと一緒だ。
絶対にこれ以上辞書なんて買わないんだからね!
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