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右脳タイプ?左脳タイプ?10秒でわかるセルフチェックと各タイプの特徴

あなたは、右脳タイプですか?左脳タイプですか?

これを10秒でチェックできる方法があります。
これまでセミナーなどでもアイスブレイクでお伝えしたり、私の周りの方にも試してもらったところ、当たっていることが多いので、今回はこの方法をご紹介したいと思います。

また、さらに分類して4つのタイプに分けることができますので、それぞれの特徴を見ていきたいと思います。


右脳と左脳の役割

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学術的に、右脳と左脳の役割は異なると言われています。

<右脳の役割>
イメージの記憶、図形や映像、空間の認識、想像力やひらめきを司ります。感情をコントロールしており、絵を描いたり、演奏したり、何かに感動したりするのは右脳の働きによるものです。
<左脳の役割>
言語の認識や計算力、論理的思考などを司ります。
読む・書く・計算する・話すなどの知的な行為は左脳の働きによるものです。

実際に、脳科学者であるジル・ボルト・テイラー氏は、自身が脳卒中を起こした際に左脳が損傷し、文字を読んだり書いたり話すことができなくなったことをTEDで話しています。

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※TED公式サイトより引用
https://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_my_stroke_of_insight?language=ja#t-120930

※注:右脳と左脳の役割について、上記のような説とは異なるという科学者もおり、意見が分かれるところがあります


右脳タイプ?左脳タイプ?4つに分類


右脳タイプと左脳タイプを、さらに分類します。
インプットをする(学習する、経験する)時に右脳を使うか左脳を使うか、アウトプットをする(学習や経験から学んだことを伝える・表現する)時に右脳を使うか左脳を使うかで、4つのタイプに分けることができます。

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どのタイプに当てはまるかは次のセルフチェックの方法でご紹介します。

簡単!セルフチェックの方法


インプット時、アウトプット時、それぞれのチェック方法がありますので、試してみてください。

<インプット時>
両手の指を組んだ時、右親指が下になる → 右脳でのインプット
両手の指を組んだ時、左親指が下になる → 左脳でのインプット

<アウトプット時>
腕を組んだ時、右腕が下になる → 右脳でのアウトプット
腕を組んだ時、左腕が下になる → 左脳でのアウトプット

インプット、アウトプット時に、右脳左脳どちらの脳を使っているかの組み合わせで先ほどの4つのタイプに分けられます。


4つのタイプ別の特徴


どのタイプに当てはまるかわかりましたか?
では、さっそくタイプ別に特徴を見ていきましょう。

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①熱血タイプ
インプットする時は、絵やビジュアル、フィーリングで感情に訴えかけられると理解しやすいタイプ。アウトプットするときもビジュアルや音などでエモーショナルに表現した方が心地いい人です。

②名将タイプ
数字や論理性を持って理解し、アウトプットは情熱的に訴えかけるタイプ。
部下がいれば難しいことを理解してわかりやすく伝えることができるため、リーダーに向いているといえます。経営者には名将タイプが多いです。

③理論派タイプ
数字、論理性を大事にするタイプ。
インプットでもアウトプットでも数字やデータなど論理的かどうかを見ているためコンピューターのようなイメージです。弁護士、会計士などに向いているでしょう。

④イノベータータイプ
インプットする時は、フィーリングを大事にするタイプ。直感的に面白いかどうかを決めて、それをロジカルに実践していくタイプ。
革新的なイノベーターにはこのタイプが多いです。


タイプ別の相性は?


個性的な4つのタイプですので、相性の良し悪しはあります。

①熱血タイプと③理論派タイプは、あまり相性が良いとは言えない
熱血タイプの上司と、理論派タイプの部下がいる場合を想像してください。上司から見て部下は、「慎重すぎる」「実行するのが遅い」と見られる可能性が高いです。逆に、部下から上司を見ると、上司が直感的に決めて行動に移すため「もう少しちゃんと考えましょうよ」などと思われている可能性があります。

②名将タイプと④イノベータータイプはウマが合う
名将タイプはインプット時は左脳を使いますが、イノベータータイプは左脳でアウトプットします。逆もしかり。
つまり、相手がほしいものをお互いに提供することができるからです。

ちなみに、それ以外の組み合わせは、少なくとも1つはインプット/アウトプットの方法が同じため、気が合いやすいです。


2つの大事なこと


これまでタイプ別の特徴と相性を見てきましたが、ここで大事なことが2つあります。

1. 相手のタイプを知ると優しくなれる
「どうしてこの人はこんなことを言うんだろう」などと相手のことを理解できない時に、この右脳/左脳タイプを思い出してください。
相手のタイプがわかれば、「この人はこういう人だから(しかたない)」と割り切ることができ、気分がラクになります。また、「この人には感情で訴えるのか、理論的に訴えるのか」など、対策を練ることもできます。
2. 自分のタイプを知り、足りないものを取り入れる
例えば自分が①熱血タイプだった場合、インプット時もアウトプット時も、数字や理論的要素が足りない、ということに気づきます。
そして相手に説明する時は数字を取り入れよう、などと対策をすることができ、その結果、左脳が働いてきます。
また、③理論派タイプの場合、理屈っぽくなるようなことを絵でわかりやすく表現するよう心がけると右脳が働いてきます。


注:このタイプ別の分類は、左利きの人には当てはまりません。
右脳タイプか左脳タイプかは利き手と関係があると言われており、よく使う利き手が脳と深く関係しているようです。
よってあくまでも上記のタイプ別傾向は、右利きの人に試してください。


最後になりますが、脳は、右脳も左脳もどちらも大切な役割を持っています。
重要なのは、どちらもバランスよく鍛えること。
右脳と左脳をうまく活用できれば、ビジネスにおいても有効ですし、苦手だと思っていた人とのコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。

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