POP×接客力
物産展で催事販売のお仕事をさせていただくようになり、4ヶ月くらい経ちました。
船橋、越谷、水戸、大分、新宿、船橋、佐賀、と
振り返ってみればたくさん現場に立たせていただいていました!
場所も違えば客層も違い、毎回新たな発見、新たな学び、新たな課題、たくさん見つかるので
現場での稼働時間以外の準備やリサーチを含めると
できることは無数にあります☻
今回の佐賀では、百貨店を利用されるお客様の数が他の現場よりも圧倒的に少なく、アプローチしたくてもそもそもの対象となるお客様がいないとなるとどう闘っていくべきなのか、かなり難しい課題となりました。
そしてその中でも効果的だと感じたのは
①実演台のスペースを活用したPOPの工夫
②POPを見ているお客様の会話や視線から最初のアプローチの仕掛け方を変えていく
という方法です。
詳しく説明していきます!
①実演台のスペースを活用したPOPの工夫
実演台があるとガラス張りの壁のスペースがあり、
そこにPOPを貼ることでお客様がお店の前を通る時に見てくださります。
接客ゼロでもPOPを見て購入を決めてくださり、突然『これください!』と言われることも多いので
売り上げを左右するかなり重要なものとなります!
今回、別のスタッフが作ってくれたホットサンドのPOPで、前回の催事よりもホットサンドの購入率が上がりました。
また、私が作成した角煮だし巻きのお得な2点セットも多くのお客様が見てくださり、購入につながりました。
POPを貼る時のポイントは、お客様の導線や流れを観察して1番目につく位置にわかりやすく貼ることです!
②POPを見ているお客様の会話や視線から最初のアプローチの仕掛け方を変えていく
POPを貼るだけでもかなり状況は変わりますが、それだけでは売り上げを立てることは難しいです。
次に、POPを見ているお客様の様子を観察します。
・複数枚貼ってあるどのPOPに興味があるか
・POPを見ながらお連れ様と会話している場合こっそり聞き耳を立てて、近くにお客様がいらした際に、会話の内容に沿った提案からしていく
お客様が興味ある商品から説明していくと
お客様のストレスになりません。
理由は、お客様自身がすでに興味を持っていて知りたいと思っている状態だからです。
逆に、お客様の興味ない商品の説明はストレスを生みます。聞くこと、考えることに疲れてしまい購入を先送りにする、もしくは買わずに帰られてしまいます。
例:
*角煮だし巻き2個セットのPOPを見ているお客様
→気になっている様子でお店の前まで到達
私『お買い得な角煮だし巻き二個セットをご用意しております。カットされている状態なので、電子レンジで温めるだけでお夕飯のおかずになりますよ!お日持ち〇〇日までなのでゆっくりお召し上がりいただけます。』
→すると高確率で『いいわね!それちょうだい!』となり購入につながります。
その後に、念のため他の商品も軽くご紹介すると、ストレスなく会話ができて、追加購入も見込めます。
*たまごサンドとホットサンドのPOPを見ているお客様
→お連れ様と『たまごサンドだって!美味しそう!ホットサンドとどっちがいいかな』と会話しながらお店の前まで到達
私『甘い厚焼きたまごがたっぷり入っていて美味しいですよ!ホットサンドは温めることによりたまごがふんわりするのと、パンのサクサク食感が最高で私も大好きです!3分ほどお時間いただければ焼きたてご用意できますよ!』
すぐ召し上がる方はホットサンド購入率が高く、持ち替えられる方はたまごサンドを買ってくださります。
サンドの魅力をしっかりお伝えした後に、セット購入の玉子焼きのおすすめをしていく流れにすると、お客様からしても自然でストレスなく説明を聞いてくださります!
まとめ
POPと接客トークを掛け合わせて、ストレスフリーなアプローチを意識することによりセット率、客単価アップ、追加購入につながります!
こちら側の『売りたい』が先行してしまわないように、あくまでお客様から『欲しい』『これください』と言ってもらうための導線を意識してトークを繰り広げていくことがポイントだなと感じます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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