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FX日記 - ロシアが新型兵器使用、米失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、中古住宅販売 - 2024/11/21


通貨強弱(出典 OANDA証券)

円の独歩高だった。午前の円高は前日のロシア核ドクトリンの改定だったが、午後からの急激な円高は、ロシアがウクライナに対してICBMを使用したというヘッドラインによるものだった。あと、植田日銀総裁の利上げ示唆(示唆ではない)に市場がパニックを起こしたことによるものだった。
24時以降のドル高は知らん。なんでや。

2024/11/21経済指標(出典 investing.com)
2024/11/21経済指標(出典 investing.com)

米失業保険申請件数は低下。シンプルに見ればドル買い。しかしこんな意見もあった。

新規失業保険申請件数は半年ぶり低水準、継続受給は2021年11月以来最高水準をつけている。ややヘッドラインとしてはインパクトがあるように聞こえるが、解雇もされず雇用もされない「現状維持」主義へとシフトした米労働市場の現状を映したに過ぎない。初動としても、米10年債利回りはほとんど変動しなかった。

https://x.com/Yuto_Headline/status/1859629313634730188

これのため金利はほぼうごかず、ドルもはんのうしなかった可能性は高い。
まああと、市場の視線がウクライナ侵略に移っていて、そちらの要因の方を重視した可能性もある。

フィラデルフィア連銀製造業景気指数は低下。こっちのインパクトがデカかったのもあり、ドルは一時売られた。

中古住宅販売戸数は上昇。シンプルに捉えるならドル高。この指標が発表されてからドルは大幅に上昇したが、これは地政学的な何か要因がありそうで、中古住宅販売戸数の影響があったわけではなさそう。


ドルインデックス 日足

ドルは昨日上昇。主に24時以降に強かった。地政学的にも経済的にも金融政策的にもドルは上昇する可能性が高い。
しかし、現状のここまでのドル高はトランプ氏当選によるものと、労働市場が底堅いことに起因する。もし、これらが市場の想定と違う結果を提供すれば一気にドル安になる可能性はある。しかし、トランプ氏に対してのリスクはかなり小さいと見ている。

米10年債金利 日足
米2年債金利 日足

2年債のほうが金利は上昇。正味原因は不明だが、中古住宅の結果が良かったからというのと10年債に若干資金が流れたか?地政学リスクを嫌気した動きかもしれない。ドルもこれに釣られて上昇したと見える。

SP500 日足
SP500 15分足

SP500は上昇。アメリカの3指数は上昇していた。
原因は不明だが、23:30からその日の上げを全て解消したが、その後大きく戻し、結局は陽線で確定した。

24時からのアメリカ買いは一体なんだ?原因が全くわからん。

原油 日足

原油は上昇。こちらも地政学リスクを懸念した形だった。原油はこのところレンジが続いている。

金 日足

金は上昇。リスクオフだろうが、正直そこまで伸びなかったなという印象。秋雨で見るとかなりの伸び率だが、急激に買いが入っているわけではない。おそらくドル高とビットコインによる影響だろう。


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使用されているチャートは全てTradingviewのものです。




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