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11/6 エコーチェンバーとMBTI

私はあまり怒らない方だと思う。

いや、近しい友人曰く「お前が怒ってるとき、普通にわかるよ。」とのことだから、怒ってないわけではないのだろう。もっと正確に言えば、怒りを覚えておくことが苦手なのだと思う。

寝て起きればある程度のことは忘れてしまうし、特に怒りの感情を宵越したことはほとんどないと思う。

怒りを宵越せないということは、怒りを引きずる人に対して共感を覚えることが難しいということだ。私はこのことに強い危機感を覚えた。そこで、怒りを覚えたらiPhoneにメモしておこうと思い立ったのが8月下旬。

そのことをついさっき思い出した。ということは、メモには何も書けていないわけである。


インターネットには様々な感情が渦巻いている。怒りもその一つだ。
正直、自分にない思考・論理に基づく感情の発露を見るのは面白いし、その発露のハードルが低く、あらゆる感情がごちゃ混ぜに表れてくるSNSは見ていて興味深い。

Xのおすすめ欄は、そのような面白さを全く提供しない(少なくとも私のTLにおいては)。何か特定のポストをタップして読むと、それと似たような、悪いと全く同じ内容のポストがおすすめ欄に再び流れてくる。
正直、カスですね。

ただ、それが面白い人間もいるのだろう。特に直近で選挙もあり多くの思想が蔓延しているX上では、あちらこちらでエコーチェンバーが起こっているのだろうと思う。

承認を得ることは非常に心地が良いので、人間は、自分がそうである以上にインターネット上では「キャラクター」として振舞おうとする傾向があると思う。
コミュニティの中では、似たような意見に似たような感情、おまけにアイコンまで似通ってくる。これは最近に始まったことではないが。


インターネット上の「キャラクター」を鋭くした一つが「MBTI」だと思う。100問近い質問に答えさせて16タイプに分けるという診断で、個人的には「まあそりゃ大体分かれるんだろうけど」という感想である。

ついさっきやってみたら「ENFJ」だった。正直この4文字や「主人公型」という名称に取り立てて意味があるとは思えず、自己紹介にもならないような程度のキャラクター付けだと思うが、

2020年の9月にやったときは討論者(ENTP)だったようだ。

ENTP→ENFJの変化を、文字の変化=性格が変化した、と短絡的に考えるのはあまりに自分の4年間に対して失礼なので避けたいが、
4文字の変化はつまり、4年前と今とで質問に対する回答が変わったということだから、それは少し興味深いかもしれない。

探してみたら2015年7月にもやっていた。広報運動家(ENFP)。

これらのことからわかるのは、私は私が思っているより、下らないと口では言っている診断のようなものが好きだということだ。それ以上のことは、かったるいので、あまり考えたくはない。


文章に「思う」が多く、文書くの下手すぎるが、別に何の専門家でもない自分は、あくまで主観でこれらのことを主張しているということを付記しておく。
あくまで感想として。

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