【かまってちゃん】配偶者と子どもと猫と⑨
早朝、仕事をしに自室に入って電気をつけると、まぶしそうに長女(猫)が目を開けます。
快適な場所を見つけるのが天才的にうまい猫という生き物は、季節によって、時間によって、その日その日によって自分がいる場所を変えます。
うちの子は完全室内飼いなので、外に出るのは洗濯物を干すベランダくらい。屋外をうろつくことはありません。
最近のお気に入りの寝床は、自室の床においてあるマットの上。
コーヒーを飲むために、電気ポットのスイッチを押してカップを準備していると、にゃ~んと甘えた声ですり寄ってきました。
かわいいやつめと手でなでながら、反対の手でファーミネーターでブラッシングしてあげると、今日は気分ではなかったらしく去っていきました。
飲み物の準備ができて、いすに座ってPCの電源を入れると、戻ってきてまた足元でにゃ~ん。
抱え上げて膝の上でなでようとすると、そうではないと、また去っていきました。(ご飯を要求していたのでしょうか。)
猫ってこんなもんです。
ついて行って階下のキッチンでご飯をあげることもできますが、こちらにも仕事があるので、長女のペースに合わせることはしません。
お互いにお互いのペースでしたいことをする。
人との付き合い方にもいろいろあるように、猫との付き合い方にもいろいろあろうかと思います。
正解はありません。
しっぽを立てて去っていく後ろ姿も可愛いのです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?