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2mmの隙間

ここ最近、例年にないぐらいカメムシが大量発生中。(汗)
うちが田舎なのもあって、もう半端じゃない量です。。マジやべ~です。
多すぎて可愛いなんてもんじゃないですね。。
そして、たちの悪い事に室内に入ってくる!
調べてみると、2mmまでの隙間だったらどこでも侵入できるとのこと。
ほとんどのサッシから入ってくるという事ですね。はい。。
と言う事で、カメムシが入ってくるのを建築的に止める方法を何例かご紹介します。

1. 高気密高断熱窓を採用する

最近の新築住宅だと当たり前ですが、高気密高断熱窓には構造的に隙間がほぼありません。気密パッキンと言われる部材が使用されていて、隙間をほぼ0にしてくれています。

三協アルミカタログより記載

少し分かりにくいかもですが、画像は窓の断面で、赤丸をしている所が気密パッキンです。これで隙間を防いでくれます。
カメムシ以外でも小さな虫の侵入は防げます!
古いアルミサッシには隙間があるのは当たり前で、小さな虫たちがその隙間から入ってくるのも当たり前。一緒に生活してるようなものです。
しかも、最近のサッシはオール樹脂なので性能も抜群に良いです。
ぼくたちの業界では当たり前の常識ですが、アルミは樹脂の1000倍熱を通します。
耐久性なんかを考えると、アルミの方がいいですが、最近の樹脂サッシもしっかりしてきたなと言う印象です。
新築にしないとダメと言う事ではないのですが、既存の住宅の窓を取り換えようとすると、大掛かりな工事となる事や、それに伴い工事費用もそれなりにします。

2. 既存窓の内側に内窓を取り付ける

内窓を取り付ける方法が、最も早くそして費用面でも現実的ではないでしょうか。

写真は、実際に内窓を施工した写真です。筑80年の古民家でしたが、内窓をつけた事で窓からの隙間風はなくなりました。
隙間風が入ってこないと言うことは、カメムシも入ってこれないですね!
ただし、悲しいことに内窓と元々ある窓の間に、彼らは入ってくる事ができます。ですが、ひとまずここは、部屋の中にまで入らないと言うことで良しとしましょう!断熱性も上がって、冷暖房費も節約できますし。。(汗)

3. 気密パッキン(テープ)を後付けする

最近では、ネットやホームセンターで、簡単にサッシに貼る事の出来る隙間塞ぎ用のテープが売られています。
カメムシを家の中に入れさせない為に新築やリフォームを行う人は、ほぼいないと思いますので、これで十分かもしれませんね。。(笑)
ただし、このテープにも大きさや長さが色々あるので、きちんと調べてからの購入をおススメします。

最後に

ザックリ3つ紹介しましたが、どれかいいものありましたか?
結局、カメムシや小さな虫もそうですけど、サッシの隙間だけが原因ではありません。外で干した洗濯物に付いてくることもありますし、人に付いてくることもあります。
最近あまりにもカメムシ多すぎるので、サッシから入ってくるカメムシをどうしたらいいのかと言う話でした!(笑)
以上!



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