キーボードにン万円かけても最初は手書きにこだわるたった2つの理由
私はキーボード二刀流です。
何言ってんだと思うかもしれませんけど……
この通り右手に東プレ、左手にFILCO。隙を生じぬ二段構え。
こんだけ揃えているのだから、執筆するときは一から十までカタカタしている……かと思いきや、実はペンを握っている時間の方が長いのです。
この通りペンもいっぱい。この中に希少な万年筆がありますが最近はジュースアップばかり使っています。
実際どんな感じで西山は書いているのか。こんな感じです↓
これは最近小説家になろうで完結させた趣味の作品『ぽっちゃり転生は二度美味しい! ~武術と料理で異世界無双~』のアイディアをただただ書いたモノです。
念のため言いますがこれはプロットではありません。その前のアイディア。こうやって適当に書きまくってると矢印で色々とリンクしてきます。
コレをやるときは時間をかけずにパーッと書くのがポイント。こんなのにイチイチ時間かけてらんないので、とにかく脳の中の文字を書き散らす感じで。
この作品はけっこう好きだったのですが、なろうの流行やや無視なところもあってかちょっと振るわなかった。質はいいのにな。残念。でも芯がブレずにかけたのはこれのお陰です。
因みに商業となると本腰となるので、さらに複雑怪奇な感じになります。
さらには趣味のミニ四駆を作る時も紙とペンから始まるのが西山流です。
こっちはなんかもう技術書とか設計図みたいになってんな。
これをやらないと作っている最中に次々とアイディアが湧き上がり、結果出来上がるのがグチャグチャになってしまいますので、ヒートアップ防止のために紙に書いています。
ということで、創作の始まりはジャンル関係無しに必ず紙とペンを使う私。その理由をまとめると、
①とにかくアイディアが出やすい、捨てアイディアも蘇る
②脳のヒートアップを書くという物理的遅延で抑えている
特に②。私はノリにノってしまうと宇宙語みたいなものを書いてしまうことがあるので、見返して「びょうきじゃん?」とならないようにするためでもあります。
実際に効果の程はどうなんと言われたら、私に限って言えばコレやり始めてから作家になれた程度の効果はあると思います。
もしここを見ていて作家を目指している方、noteでよりクリエイティブなことをやろうと思っているクリエイターの方。
まずは紙とペン。これ最強。オススメ。