6月の備忘録的日記
前回、春の備忘録を書いてからあっという間に2ヶ月が経ってしまった。
働き方が今年度から変わり、世の中の状況も変わり、そんな変化に順応できず久しぶりに体調を崩してしまったため大人しく過ごしていた5月。
その反動なのか、6月は気づけばスケジュール詰め詰めになってしまい流れるように日々が過ぎ去ってしまったので、感じたことを忘れないようにアウトプットしておく。
6月10日〜11日 YOSAKOIソーラン祭り
大学生のときに力を入れていたお祭り、YOSAKOIソーラン祭り。札幌を離れてから一度も行けていなかったので、わたしにとっては7年ぶりのお祭りだった。
学生時代は実行委員というちょっと変わった立ち位置で関わらせてもらっていて、なかなかにハードだったけどその分いろいろな経験をさせてもらった。いろいろな出会いもあって、今の自分を作った原点のようになっている。現役を引退してからもずっとOGとして当日は運営をしていたので、今年初めて純粋なお客さんとしてお祭りに足を運んだ。
フードパークでご飯を食べたり、パレードの桟敷席チケットを買ってみたり、いろいろな会場を周ってみたり。今まで見てきた部分とは違った角度から見ることが新鮮で楽しかったし、ちょっと客観的にお祭りを見て、改めて自分って結構規模の大きことをやってたんだなあとか思ったりした。
歩くたび懐かしい先輩や後輩ともたくさん再会して、まるで街中がおっきな同窓会会場みたいでワクワクした。人と会いすぎて飽和状態。
そしてひょんなことから地方車(パレード演舞のときに道路を走る音響用のトラック)の上に乗せてもらうという謎なことも起きた。
こういう思いがけないことが起きて楽しくなっちゃうのも、YOSAKOIぽくて懐かしくて嬉しかったなあ。
しばらく距離を置いていたけど、また何らかの形で関われたらなと思う。
6月17日 奈良・チロル堂
友達と西日本方面に旅行に行くことが決まってから、せっかくならどこか現場を見たいなあと思い、ずっと行ってみたかった奈良のチロル堂に足を運ぶことにした。
奈良は高校の修学旅行ぶり。夕方ごろに着いて少し時間があったので、奈良公園あたりを散歩してみた。一人でカメラを持ってぶらぶらするのが久しぶりで、とても癒された。
夜、生駒駅まで移動しチロル堂へ向かう。チロル堂は「まほうのだがしや」。大人がメニューを注文すると「チロル」という木札がもらえる。その木札は日中店に来た子どもが駄菓子を買ったりカレーを食べたりすることのできる店内通貨になる。
大人が楽しく飲んだり食べたりするその裏で、自然と子どもたちへの寄付が行われている。すごい。
チロル堂では、奈良に住んでるお姉さんに3年ぶりくらいに再会した。このお姉さんは音楽を通じて知り合って仲良くなった人だけど、教育関係の仕事もしていて、不思議と縁を感じる人。好きなバンドの話をしたり、仕事の話をしたり、対面で会うのは2度目だけれど、そんなことを全く感じない時間だった。
隣のお兄さん方は、「これでドミノでもするの?」と言いたくなるくらいチロルを積み重ねていた。たぶんだけど、普段は福祉とか教育の場にはいないんだろうなあと思うような人たちだった。
「一番大事なことは看板にしない」とこの記事にも書かれているように、”子供の支援”を掲げないことで福祉が社会と分断されずにゆるやかに繋がれていること、そのおかげで誰もが子供の支援に参画できる状態になっていること、それが何よりもすごくて、尊い。
チロル堂のカウンターで、1人の女性と出会った。過去に札幌に住んでいたことがあるそうで、会話の流れからずっとわたしが行ってみたいと思っていた居酒屋の常連さんだということが判明し、「LINEグループに投稿しておいたよ!奈良のミッチーの紹介ですって言って今度遊びに行きな!」というまさかのパスをいただいてしまった。こんなところで出会う?
その後も、合流した旦那さんから出張のお土産をもらったり、この後わたしが広島に行くことを話したらオススメのお好み焼き屋さんを教えてもらったり。
そんなやりとりを通して、集まる人で作り上げる場のあったかさみたいなものが体感できたのも良い体験だった。チロル堂が大人の居場所としても機能していることを肌で感じることができた。
関西方面って一括りにしがちだけど、奈良って大阪や京都とはまた違う、まったりのんびりした独特の雰囲気が漂っているように感じた。泊まったゲストハウスも次の日の朝に行ったおにぎり屋さんも、すごく心地よかったな。また訪れたいと思える土地が増えた。
6月18日〜20日 愛媛・広島旅行
久しぶりの友達との旅行。コロナになってから結構単独行動することも多かったので新鮮な気持ち。関西空港からレンタカーを借りての弾丸旅。今思えばもう少し効率的な周り方もあったんじゃないかという反省もある。だけど、そのおかげでぐるりといろいろなところが見れたのがよかった。
この旅を通して、改めて自分が何を好きなのか、何に心惹かれるのかがわかった。その土地で暮らす人の顔や生活、空気感みたいなものを感じることが何より好きだ。そういった意味でも歴史的なものや、地域を感じることのできるプロダクトに心が惹かれるんだろうなあ。
あとは、去年岡山行ったときにも思ったけど瀬戸内の空気が好き。人生に行き詰まったら瀬戸内の島に来ようって心に決めている。
愛媛からしまなみ海道を通って広島市にたどり着いたので、原爆ドーム付近にも足を運んでみた。何度も何度も資料を見たり話を聞いたりした場所。やっぱり過去にここで起きたことに思いを馳せずにはいられなかった。
原爆ドームの川沿いで、人がのんびり思い思いに過ごしているのが印象的で、きっとみんなそれぞれいろいろな事情はあるけれど、それも含めてこんな時間を過ごすことができるのが何よりも平和だと思った。
基本的に移動工程が多くてドタバタ旅行だったので、今度はもう少しゆっくりしたいなあと思うのです。二泊三日くらいなら一つの県で余裕で過ごせる気がした。
6月24日〜25日 小樽・積丹ドライブ
町の友達たちとの月1遠出企画。あまのじゃくな我々はいつも人の少ないところを選ぶけど、今回はハイシーズンの小樽・積丹方面へ。本当は日帰り予定だったけど、これ前の日から行ったら小樽で飲めるんじゃない?ってことに気づき、急遽行けるメンバーで前入り。全国旅行支援で格安でゲストハウスに泊まれました。実質無料。
ちょっと早くついたから、一人でぷらぷらと散歩した。昔いろいろな人と来たことがある思い出詰まった場所。
小樽、改めてすごく好きな町だな。歩いていて気持ちがいい。
あえて観光地から少し離れた商店街エリアで飲んでみたり。ローカル感がよかった。二軒目に行った角打ちのお店で出してた日本酒で煮込んだカレー、いつか食べて見たい。
2日目は他のメンバーも合流して積丹方面へ。6月の積丹なんていつぶりだろう。積丹はソーラン節のふるさとなのでYOSAKOIとも関わりが深く、現役の時には打ち上げを兼ねて積丹のお祭りを手伝いに来たりしていたなあ、なんてことを思い出していた。
この日の海は本当に真っ青な積丹ブルーだった。積丹ってこんなに綺麗だったっけって、何回か見たことあるはずなのに感動した。これが見れただけでも来た価値がある。
その他の日々
協力隊仲間で町内イベントに出店したり、カネコアヤノのライブに行ったり、北海道の高校を訪問してみたり。
あと、もう一つ副業も始めてみました。ライターデビュー!
4月に働き方が変わったことで給料も減ったのが悩みの種の一つだったけど、これである程度は安定しそう。あとは自分の頑張り次第。楽しみながら、少しずつ生きていく力もつけていきたい。
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