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闘う人を見て言葉の過減について考えた日(2024年8月18日、新日本プロレスを観戦して思ったこと)
夏の風物詩、G1 CLIMAX 34決勝戦の日。
今年は暑さと体力の都合で外出を控えているので、私にとっては貴重なプロレス観戦日。
物販エリアでは営業部長のように働く矢野通選手と棚橋社長に遭遇したり、新日本プレミアムくじで大岩陵平選手のアクスタを入手したり、お祭り気分と共にテンションが上がっていく。
第1試合から「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫び、タイチ選手のシングルマッチを入場からたっぷりと味わい、フランシスコ・アキラ&KOUNOSUKE TAKESHITAのタッグにしびれ、DOUKI選手と石森選手の前哨戦にワクワク、エル・ファンタズモ選手の揺れる心模様にハラハラした。
待ちに待った決勝戦は30分越えの熱闘。ザック・セイバーJr.選手、優勝おめでとう!
決勝戦の満腹感とは別に、私が気になったことがある。
第5試合の6人タッグマッチで、YOSHI-HASHI選手がフィンレー選手を沈め、フィンレー選手の持つIWGPグローバルヘビー級王座に挑むぞとアピール。
第7試合の8人タッグマッチで、高橋ヒロム選手がHENARE選手に名も無きヒロムロールを決め、NEVER王座に挑戦アピール。
王者のベルトを手にとって挑戦させろと迫る姿は、両国国技館の2階席最後尾からもよく見えて、とてもわかりやすかった。
今回、リング上で選手が発した言葉は、G1優勝者となったザック選手のみ。それも、とてもわかりやすい日本語だった。
バックステージコメント等で言葉による情報は後から補完されるけれど、観戦時の情報量はこれくらいがちょうどいいのかもしれない。その過減(本来は「加減」だけど、何かと情報過多なので敢えてこう表記しています)の妙を感じた試合だった。
さて、次はどんな試合を見られるかな。