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摂食障がいの克服186【よかった探し】

 仕事を終えて、電車に乗ろうとするとホームからたくさんの人。
 1本乗り遅れればわりと待つわけです。がっかりしたのも束の間、直ぐに来たのです。どうやら、電車が遅れていたらしい。(事故とかではなく)

 仕事中には雨が降っていた。
 傘は自宅に置いてきてしまった。

 すると帰宅時雨が止んだのです。電車・自転車で帰宅。
 帰宅して、シャワーして出てきたら大雨。

 『ポリアンナ物語』の『よかった探し』で言えば、”よかった”。(事故とかではないと調べたので。)

 昨日は仕事の前に少し力仕事をして、私の家にはごちゃっと物が溢れていたのです。今朝は、自転車で役所に行き、郵便局に行き、業務スーパーに行き、帰宅してその溢れたものを全て片付けて、掃除機までかけて、(再度駅までは自転車で)出勤した私。

 『何、この部屋』。そんな状態も少し片づけると案外すっきりするのは、1ルームのいいところです。広いと掃除が大変ですよね。それこそ伊藤理佐さんのご実家に階段がないと、階段の掃除はしなくていいし・・・。

 小さいころ鍵っ子だった私。鍵っ子って今も言うのでしょうか。
 両親は夜遅くまで帰らないので、自分で帰ってきて、両親が帰ってくるまでに掃除をするわけです。階段、玄関、おふろ、また母が朝時間がなかった際には(というかほぼ毎日ですが)食器を洗って片づける。

 一人で暮らしだしたのは早いので従って全部できるのですが、そんな背景も手伝ったような気がします。

 憧れだったのは、『ただいま』っていうことと『おかえり』って言われること。言ったことはほぼないのでは。言われたことも。いつも家に帰るのは私が最初だ。(大人になればそれも快適なんですけどね。)

 そして、家におやつが用意してあるとか憧れました。そんな経験はあまりないです。冷蔵庫から上手に食べられるものを見つけ出す癖がついた。
 後は中学生の(プチ)反抗期には買っておいてよ、って母にいつも言うようになってましたね・・・あの頃何だか太りたかったんですよね。いつも何かに流される癖があって、これがだめですね。自分は自分でよかったかもしれないのに、いつもいつも自分でいいなんて思えない。結果自分は自分だから、劣等感とか、もっと最悪な心理状態になって苦しんで。

 中学校になれば育った家が変わったのでもしかしたらあまりお手伝いもしていないのかもしれない。おふろは毎日洗っていたし、やはり玄関や階段掃除は記憶にはあるけれど。この家がその後なくなったので、今の両親の家に私は住んだことがないのです。従って、妹は『おかえり』と言われるけど、私は『いらっしゃい』って言われるのです。

 誰も悪くなくて、でもすれ違っている感じが、山本文緒さんのワールドのようです。(自分の家庭の話を山本文緒さんのワールドとかいうのはだいぶ間違っていますが、文緒さんの作品が好きな方はたいてい、『私かと思った』と思われるそう)

 ポリアンナ物語は、両親を早くに亡くし、おばさんの家にお世話になるのです。しかしおばさんは当時冷たくて、屋根裏部屋なんですよね。

 これがまた、屋根裏部屋に憧れてしまったものだけど、・・・

 山本文緒さんの『ひとり上手な結婚』の後、ポリアンナにはまるかもしれない・・・。

 台風が近づいているそうですので、皆様お気をつけください。
 読んで頂いてありがとうございました。

 

 

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