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8歳差カップルがプロポーズに至るまで

2024年7月中旬。
今お付き合いしている彼に、
プロポーズをしてもらいました。

おしゃれなレストランでもなく
バラの花束もなく
パカっと開けて出てくる
給料3ヶ月分の婚約指輪もない

むしろ

「nakoちゃんに結婚しようって言うの、
今日か明日かどっちがいい?」
とプロポーズ日のヒアリングもあり
(旅行中だった)

当日に、何か記念に残るものをと
一緒に買いに行き
目の前で決済してもらい

真昼間の観光客がいる中での
プロポーズだった(笑)


でも、私にとっては
本当にほんとうに嬉しくて思い出に残る
プロポーズになった。


時を遡ると、去年の秋。
「私は高い婚約指輪はいらないから、
抱えきれないくらいの
チューリップの花束がほしい!」
と話していたときのこと。

「ん、わかった!」と彼。

ちょうどその時沖縄に行きたい
話をしていて(彼は大の沖縄好き)
「じゃあ、nakoちゃんの
誕生日(3月)に沖縄行く?」
と彼が提案してくれた。

「行きたい!え、、!
じゃあ、そのときに??
チューリップの花束かな???
沖縄の綺麗な海辺で????」
と私が調子にのって言うと
「いいよ!」と彼はすんなり
受け入れてくれた(笑)

本気かどうかその時は
よくわからなかったけど、
やったーーたのしみーーーと
会話はおわり、いざ3月がきたの、
だが、、、
彼が仕事の休みを取れず
お誕生日沖縄旅行は断念。

あっけなく、
誕生日プロポーズ計画は崩れた。


お互いの休みが取れそうな
7月にリベンジすることになり、
心の中では「プロポーズも
ここでリベンジしてくれるのかしら」
と気になってしかたがない。

そしてその気持ちが溢れて溢れて、
彼に念押しするかのように、
「沖縄めちゃくちゃ楽しみ、
いろんな意味で楽しみにしてるんだけど、
大丈夫そう???」と(笑)
「うん、大丈夫!楽しみにしてて!」
と言ってくれたので、
伝わってるかわかんないけどまぁ、
彼を信じることにした。


といった感じで、
ちゃんと(約束通り?)
彼は先日の沖縄旅行で
プロポーズしてくれました、
ということです。

ちなみにプロポーズ当日。
「え、、生花って飛行機で
持って帰れなのでは?」
「そもそもこの灼熱の中
生花が持ち堪えられるのか?」
となって、お花は諦めました。
(これくらいは調べとけよって思うけど!笑)



めちゃくちゃ私からアプローチしてるし、
下手したら彼じゃなかったら大抵の男性は
鬱陶しいと感じるくらいグイグイいった。

1万そこそこの指輪で、
彼は「こんなのでごめん」と
言っていたけど、そもそも指輪を
もらえるとも思っていなかったし
沖縄のシーグラスでつくったリングで
綺麗な沖縄の海辺で言ってくれて
すっごく楽しかった
沖縄旅行の思い出とともに
プロポーズしてもらえた感じがして
私にとっては何十万の
ダイヤの指輪以上の価値があった。


プロポーズされたら、
「私やっと結婚するんだ!!!」
と舞い上がっていろんな人に
報告しまくるんだろうなと
思っていたけど、まだ実感もなければ、
お互いの親にきちんと会ったりと
まだまだいくつかの試練が
残っているから、本当に実感できるのは
入籍してからかもしれない。


でも、1週間たってやっと、
じわじわと、私彼と家族になるんだ〜と
嬉しさを噛み締めているところ。

やっとnoteに残そうと
思えたので書いてます。


やっぱり女性って、
プロポーズってひとつの夢であって
理想のシチュエーションを
思い描いているひとも
多いと思う。

私の知り合いのカップルの女性も、
結婚前提で同棲をはじめた日に彼から
「いつ入籍する?」と
ぬるっと聞かれてそれが嫌で、
「ちょっと時間が欲しい」
と半年経ったらしい。

ちなみに、婚約指輪も
好きなものを買おうと
カタログをいくつか取り寄せてくれて
結婚式場のリストアップもしてくれた
彼氏さん。

でも、彼女さんは何が
気に入らないのかも言わないまま、
(おそらくパカっと
サプライズされたいとか
理想のプロポーズがあるみたいで)
ずっと結婚を保留にしていて、
ついには彼が
「もう結婚する気に
なれなくなったから別れる」
と言っていた・・・
彼女さんは別れたくなくて
渋っているらしいけど、
こういうパターンもある。


私もこれまで
お付き合いしてきた彼たちに
結婚の話を幾度と持ちかけたけど、
プロポーズまで至った人は
ひとりもいなかった。

だから、サプライズ皆無の
予告ありまくりの
プロポーズだったとしても、
彼が私と結婚したいと思ってくれて、
約束していた日にプロポーズしてくれた
という、行動に移してくれたこと、
この事実だけで、もう十分すぎるくらい
幸せだと思った。


チューリップの花束だって、
あってもなくても全然良い。

彼とこれから一緒に生きていける
一歩を踏み出せたことが、
何よりの幸せ。


とはいえ、まだまだこの先
何があるかはわからないので、
気を抜かず、引き締めて、
まずは入籍まで突き進もうと思います。


8歳差カップル。
私が32で彼は24。
まわりからは「うまくいかない」
と散々言われてきた。

だけど、2人でしっかり、こつこつと、
たくさんたくさん会話をして、
絆を深めて信頼を積み上げてきた2年間。

だから今は、
「うまくいかない」と周りにいわれても
微塵も傷つかない。

「彼となら大丈夫」
と心から思えるようになったから。


そんな彼と出会えたことに、
心の底から感謝したいです。





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