産まれる時も死ぬ時も 人はひとり そう言うけれど 産まれる時は 産まれる前から 悪阻や陣痛に苦しむ母がいて 今か今かと待っている 家族がいる 死ぬ時には 駆けつけてくれる 家族や友人がいる 人は誰しも ひとりではなく 最初から最後まで 支えて、支えられて 生きている
子育ては 全部こども優先で 自分の時間が無いって 辛くなる時もある でも ママーって泣いて付いてくるのは いつまでかな 公園行こうって ママの側で遊んでくれて ママがいないと不安なのは いつまでかな 今は自分の時間より キミとの限られた時間を 全力で 大切にしたい
嬉しいことって 本能で知っている 大人から赤ちゃんまで みんな一緒 だから 心がすれ違って怒ってしまった時 キミの立場になって考える 自分を理解してもらえることほど 嬉しいことはないから
自分には厳しくしないと いけないと思っていた でも 自分が辛いとき 自分に優しくしてあげられるのは 私だけだと気付いた 大好きなあの人にするように 自分を 労わること 理解すること 甘やかすのではなく 優しくすること
私を覆い尽くして 潰すほどのストレスを わざと無視して 視点を変えて 心ときめく可愛いものを 目に映す それでいいんだよって 言ってもらえたから
1歳が奏でる足音は 世界一可愛いミュージックだと思う 大人にはありえない歩数で この家を、まるで 大豪邸かのように走り回る エナジー溢れる 私の大好きな音
他人に期待して 他人のせいにして 落胆するより 私に期待して 私の為に行動したんだからと 私を喜ばせよう
笑いのツボが浅くて 見ているだけで笑顔になる 高らかに響く笑い声 毎日を十倍楽しめるキミは 世界を色付けるヒーローだ
ぐちゃぐちゃな顔をして 私のあとをついてくる 口を大きく開けて 目をぎゅっと瞑って 頭と同じ高さの小さな腕をあげて 毎日何回ママって呼んでくれるかな 数えきれないほど ママを求めて側に来るキミが 可愛くてたまらないよ
思い通りにいかないことも多いけど 嫌なことを思ってしまったら 良い方に考え直そう そしたら気持ちも軽くなって 心の風通しが良くなって すーーっと 身体が軽くなる
心臓の音を聞くと落ち着くのは 何故だろう 抱き締めた温もりで落ち着くのは 何故だろう 幼き子は当たり前のように 私の温もりを求める そして安心して穏やかな顔になるのは 私も同じだった
人生最大のテーマ 「どう生きるか」 哀しくなってヤケクソになるときもある 絶望して意味を見失うときもある でも 生かされているから… 今自分が食べたいもの 今自分が遊びたいもの 生きている限り 自分の心に感覚を研ぎ澄まして 力を抜いて やりたいことを、やればいい
「無い」時に 僕たちは最大の過ちを犯す 無いときに生まれる不協和音 時間が無い 余裕が無い お金が無い 満たされない どうか 「有る」ものを ひとつでも多く数えられますように
心から 笑い合える人がいる それだけで 生きてる価値がある 失敗も苦しみも吹き飛ばして ありがとう
毛穴ひとつない美しすぎるお肌 ふわふわの柔らかい髪 まだうまく動かないちいさなお手て 握り締めた足の指 甘く香る優しいにおい キラキラ輝く綺麗な瞳 カイロのように温かい体温 知らなかったよ キミのママになるまで もうどうして… ってため息つくくらい、 こんなにも愛おしい存在が この世にあるんだってことを
大切なものを 大切にできる人 それこそが 素敵な人 しあわせを繋げられる人