tanasaya
妹が自ら空へ還ってからの約13年間の私の心境の変化をつづっています🌏✨ 誰かの何かのヒントになれたら嬉しい♪
妹が自殺してから、ちょうど10年経った頃。 ヒプノセラピーがオススメという噂を聞いて、何か自分の中のものを癒やしたくて、受けたことがあった。 正直、その時はヒーリング自体はうまく入り込むことができなかった。 でも、セッション中にヒーラーから言われたある一言が私に中に強烈に心につきささった。 「あなた、もしかして、妹さんがいなくなればいいって思ったことあった?」 まるで心を抜き取られて、それをそのまま目の前に差し出されたような感覚。 そんなこと、誰にも言えるわけがない
妹が自殺した後、 ふと夜になると襲ってくる感情。 発狂したくなるような感覚。 虚しさ、空しさ、空虚感 言葉にするとそんな感じ。 とにかく、むなしくて、むなしくて、むなしくて、むなしくて、むなしくて、、しょうがない。 何が虚しいのかもよくわからない。 いったいなんでこんな感情が湧いてくるのかも、よくわからない。 死にたいという気持ちとも違った。 この感情の正体がわからなくて、 どうしたらいいのかわからなくて、 ネットでたくさん調べたりもした。 でも、納得のでき
もしまた大切な人が自殺してしまったら。 もしまた家族が自殺してしまったら。 もし今目の前にいる友達が自殺してしまったら。 もし今一緒に働いてる人が自殺してしまったら。 もし今関わっている子どもが自殺してしまったら。 その日は、また、突然やってくるかもしれない。 どんなに元気そうに見えても、 どんなに普通に生活しているように見えても、 もしかしたら、自殺してしまうかもしれない。 私はまた妹の時のように、それに気づけないかもしれない。 私の一言で止められたかもしれな
妹がこの世から消えた。 しかも、自らこの世を去った。 妹が生まれてから15年間、 ずっと一緒に過ごしてきた。 それがずっと続いていくものだと 当たり前に思っていた。 でも、 その当たり前は一瞬にして崩れ去った。 そして、 もう二度と会うことはない。 自分を責めても、 誰かを責めても、 何かを責めても、 その事実はどうすることもできない。 妹は私のことをどう思っていたんだろう。 きっと嫌いだっただろう。 こんなに身近にいるのに、 こんなに苦しんでいることもわか
私が大学生の時。 入学してから、約3か月が経とうとしていた。 妹が中学3年生、バスケ部。 最後の夏の大会を目の前にしていた。 休日の朝、 日常の延長線上、 いつも通りの朝。 妹は部活の練習試合に朝からでていて、 私は昼からバイトだった。 私がバイトへ行く準備をしていた時に、 母親に一本の電話が入った。 「妹が練習試合の会場に来ていない」 妹はとっても真面目。 部活をさぼるような子ではない。 遅刻にしては時間が経ちすぎている。 だから、 なんとなく嫌な予感がした