【鑑賞日誌NO.1】大阪松竹座 狂言の会
2月5日、大阪松竹座で行われた「狂言の会」。
先日書き上げた卒論に少し取り上げた《彦市ばなし》が出るということで、緊急事態宣言の下ではあったが観に行ってきた。
全体を通して、茂山千五郎家のパワーが感じられる良い舞台であった。
演目当日の演目は次の3つである。
釣針(つりばり)
墨塗(すみぬり)
彦市ばなし
以下、簡単なあらすじを紹介しながら、感想を述べたい。
釣針妻のいない主人と太郎冠者が西宮に参詣すると、望みのものが何でも釣れる釣竿を授けるというお告げがあった。
2人