脳裏に

君が僕のことを何も思わないなら、目の前で首を搔っ切って死ねばよかった。
そうすればどういう感情であれど、僕のことを忘れることは無い。
寝ても覚めても、何をしていても思い出して苦しんでくれるんだろうか。


君と出会ってから、
好きという感情を抱いてからずっと苦しかった。

多分好きじゃないんだと思った。

自分ではないんだと思った。


だけど止められなかった。
連絡がくればすぐに返すし、SNSの通知は全部届くようにしているし、
声を聴けば何も考えられなくなったし、顔を見れば好きという感情以外吹き飛んだ。

自分が過ごす日々のタイミングで特別ではないと感じながらも、
そのマイナスの感情は日々返ってくるLINEで打ち消された。


だからこそ、連絡がこない時間。
会えない時間。
自分が特別ではないと感じた時間。

ただただ苦しかった。
死にたいと思うくらいに苦しかった。

止められない感情と明らかに感じる自分とは異なる相手の感情
どうしようもないのも分かっていた。


今までも苦しく、これからも苦しむんだと思う。
忘れられず、君が幸せになるのを指くわえて見るしかない。
君の視界には僕はいない。

君の生活に僕はいない。


だから、忘れられないようにしたかった。

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