全盛期を過ぎたとは言わせないで
この間見たミシェル・ヨーのアカデミー賞受賞スピーチがかっこよかったのでスピーチ全文コピペ。説得力半端ない。少年少女に夢はかなうって証明だから夢は大きく持ちなさいとは、自分は言えないけど、昔からもう年だからとか色々理由つけて自分には出来ない、みたいな事を言う人は考えが引っ張られそうで嫌だったので、ここまではっきり言ってくれると嬉しい。これからも全盛期来るんや、みたいな。香港の人だと思ってたけど、マレーシアの人なのね。wiki見たら色々経歴がすごいので(「2013年にはマレーシア国王より最高勲章「タンスリ」を授与された」とか)全盛期が何度も来るのはもしかしてあなただけなんじゃぁと言いたくもなるけど、お手本となる人がいるのは良いよね。
“Thank you, thank you. For all the little boys and girls who look like me watching tonight, this is a beacon of hope and possibilities. This is proof that ... dream big, and dreams do come true. And ladies, don’t let anybody tell you you are ever past your prime. Never give up.
“I wouldn’t be standing here tonight without the Daniels, without A24, without my amazing cast and crew. Without everyone who was involved with ‘Everything Everywhere All at Once.’
“I have to dedicate this to my mom, all the moms in the world, because they are really the superheroes and without them, none of us would be here tonight. She’s 84 and I’m taking this home to her. She’s watching right now in Malaysia, KL, with my family and friends. I love you guys, I’m bringing this home to you.
“And also to my extended family in Hong Kong, where I started my career. Thank you for letting me stand on your shoulders, giving me a leg up so that I can be here today. And to my godchildren, to my sisters, all of them. To my brothers, oh God, to my family. Thank you, thank you!
“Thank you to the Academy. This is history in the making. Thank you!
「ありがとうございます。 今夜、この賞を観ているだろう、小さいころの私のような少年少女たちにとって、希望と可能性の道しるべになることでしょう。大きな夢を持ちましょう、そして夢は叶うのですと証明することができました。そして、女性たちよ。誰にも、あなたはもう全盛期を過ぎているなんて言わせないでください。決してあきらめないでください。
ダニエルズがいなかったら、A24がいなかったら、すばらしいキャストとクルーがいなかったら、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に関わったすべての人がいなかったら、私は今夜このステージに立つことはできなかったでしょう。
この賞を私の母に捧げます。世界中のお母さんたちはまさにスーパーヒーローであり、彼女たちがいなければ、私たちの誰も今夜ここにいません。私の母は84歳です。母はいま、マレーシアのクアラルンプールで、家族や友人と一緒にこれを観ています。愛しています。(オスカー像を)家に持って帰りますね。そして、私がキャリアをスタートさせた香港の家族たちにも。肩を貸し、足を与え、私が今日ここにいることができるよう力添えをくれました。どうもありがとう。私のゴッドチルドレンたち、姉妹たち、兄弟たち、そして私の家族たち。ありがとうございます。アカデミーに感謝します。これは歴史に残る出来事です。ありがとうございました」
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