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銀の羅針盤



note書く時って基本病んでる時なんだけど

ゲッターズの占いで私は銀の羅針盤座らしい。
銀の羅針盤は今年までの7年間はずっときつかったみたいなんだけど、そう言われればそうな気がしてきた。

去年は、人生で初めての手術を2回もしたし、
今年は悲しいお別れも経験した。

その散々な経験の中で、粉瘤を取り上げていきたい。

粉瘤は、原因さえわかっていないようなのだが、まぁ、見た目はニキビ。
皮膚にふくろができて、そこにウイルスが溜まるみたい。キモい。
放っておくと、大きくなり、その袋自体取らないと一生出来続けるらしい。

なんやねんそれ。キモいしだるいし。

粉瘤はお尻とか背中とかにできることが多いらしい。
銀の羅針盤の私ができた場所はというと…


顔。
眉の上である。


オイオイ。

眉の上にプツッとできて、最初はあー、ニキビできてるなーくらいだった。

だが、次の日には目まで腫れて殴られた人みたいになった。


顔がボクサーの試合後のまま、オーディションに行った。

死ぬほど心配されてオーディションは終わった。
相手役の男の子が私の粉瘤をずっと見ていて、目が合わなかった。
そっちが目だと思ったのかな

これはやばいということで皮膚科に駆け込むと、ニキビですねと言われ、ベッドに寝て押し潰された。

後からわかったことなのだが、これは粉瘤にとって絶対の禁忌。
もっと悪くなって手術も難しくなるみたい。
袋が破れてしまうらしい。

案の定、もっとひどくなった私の粉瘤は、赤く青く膨れ上がって目もあまり開けられなくなった。

焦って予約したのが、新宿にある、粉瘤専門の病院。

傷跡は残るかもしれないけれど、くり抜き法という術式で袋とさよならすることになった。

くり抜き法は、ストローのような形状の棒で言葉の通り皮膚をくり抜き、その穴から袋を取り出して、穴を縫うというものだ。

手術は15分くらいで終わった。

私の眉上には穴ができた。

潰してしまっていたせいで、まだ中から汁がでてくるかもしれないということで穴は開けっぱなしで縫わないことになった。
何それキモい。


もう、どうにでもなれという気持ちで眉毛の上の穴を見つめた。
グッバイキモ袋。

その日からあっという間に腫れは引いて、目も開けられるようになった。

それからガーゼをつけて過ごしていたのだが、みんなにいつも怪我してるね…と言われ、心配された。骨折した後の学校みたいでちょっと嬉しかった。骨折したことないけど。

いつの間にか肌寒くなって、いきなり冬である。

そんなこんなで銀の羅針盤はそろそろ、くりぬき法で使った棒のようなトンネルのような暗闇が終わる、らしい。

眉上にできた穴も塞がって、私の心の穴も埋まると嬉しいなぁと思う。


ちなみにボクサーの試合後の私が受けたオーディションはしっかり落ちました。


なんだこの日記。

みんなよい冬を。

日高

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