「思い込みの檻」から抜け出せない…。

【声優 佐原誠って?】

●カードファイト!! ヴァンガードoverDress「コイデ」役
●ぷよぷよテトリス2「スクエアス」役
●アサシンクリードヴァルハラ「オズワルド」役
●ロシャオヘイ戦記「冠萱」役
●真心が届く「チェユンヒョク」役
等のボイスを担当しております。
宜しくお願いいたします!

*この動画のトークを「だいたいの形」で書き起こしました。
*動画を観る時間取れないよー!という超絶お忙しい方向け。
*あるいはテロップがわりとしてどうぞ。

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どうも、佐原です。
【声優 佐原誠のサハラジ!!】にお越しくださいましてありがとうございます!
ではさっそくサハラジオ、始めて行きますよ、というわけで今回のテーマはこちら。

「一度思い込むとその檻から抜け出せない」

中傷的すぎてなんの事だかわからん、という事でお馴染みのサハラジオのタイトル。今回も健在。「テネット」かよっていう。
テネットというのは2020年に公開されたクリストファー・ノーラン監督のSF映画ですね。某豆知識サイトいわく【「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」とのミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描いている】という話なんですけども、まぁこのストーリーが難解でしてね!まぁ、今の説明文も難解すぎて、言ってて自分でもよく意味がわからなかったんですけどもね。何せこの監督、プレステージとかインセプションとかインターステラーなどの難解映画を数多く作っている監督でして、そしてこのテネットは、今のところ「監督史上最高難易度を誇る作品」だそうなので、佐原さんの頭ではもうまるでわからない。
佐原さんに唯一理解できたのは、メインキャストの吹き替えをされている櫻井孝宏さんが今日もめっちゃ良いお声、良いお芝居って事くらいでした。
難しい映画がお好きな方、是非みてみてください…。そして僕の仇をうってくれ…!!

で、そのテネットくらい解釈が難解なタイトルのサハラジオっていう話をしたかったんですけど、サハラジオのタイトルは映画と違って特に深い意味はないので、それとクリストファーノーラン監督の作品を比べるのは失礼でしかなかったですね。大変申し訳ございませんでした、身の程を知ります(笑
(「身の程を知ります」ってどんな日本語?)

そんなわけでね、「東京2020パラリンピック」始まりましたね!!
東京オリンピックの興奮が冷めやらぬ中のパラリンピック始動、というわけなんですけども、9月5日㈰まで行われるそうなので、佐原さんも空いた時間にテレビで観て、選手たちを応援したいと思います。人が頑張ってる姿はいい刺激になりますからねー。この開会式をみた後、謎に興奮して、筋トレとジョギングをがっつりしてしまいました。夜の12時に。

それでですね、今回のテーマはこのパラリンピックの話と関係がありまして…

開会式のあった8月24日㈫は朝イチから用事があって、開会式は最後らへんを滑り込みで観た形になったんですけども…さかのぼる事その日の午後。

開会式が夜に行われるのを前に、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が国立競技場などの上空を飛行した、という事があったそうなんですね。
佐原さんはその時間、都内某所のスタジオに缶詰してたんですが……その休憩中にスタッフさんが「今ブルーインパルス通ったらしいですよ、音が聞えました!」と教えてくださったんですね?
佐原さんの座っていた位置はブース入り口から一番遠い場所でしたから、その音はまったく聞こえなかったんですけども、それ以前に、ブルーインパルスって何?

正直佐原さん、ブルーインパルスってなんのこっちゃわからんぞってなってました。でも他の出演者の方が「えぇーすごい!」って喜んでらしたので、ここで「あのー、ブルーインパルスってなんですか?」と質問をするのは無粋かなという謎の謙虚さを発揮して、ブースの片隅で黙っておりました。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」っていう言葉がありますけども、この時の佐原さんは聞かぬ方を選択したわけですね。プライドを守る事を優先したわけです。

でもえらいもんで、人間というのは想像力というものを持っておりますから、知らないなりにそれが何かを、自分なりに考えてみる事にしました。

で、その結果、ブルーインパルスは「馬」の事だな、という結論に至りました。

だって馬の名前っぽくないですか!?競馬に馴染みのない方は馬の名前と言われてもいまいちピンとこないと思うんですけども、例えばですね…
「スノードラゴン」とか「ナリタブライアン」とかね。かわったものだと「ネコパンチ」とかあるみたいですけども。お馬さんに猫と名づけるという。わんちゃんにみーちゃんってつけたり、ねこちゃんにポチってつけたりする飼い主さん、時たまいらっしゃるようですけど、その類でしょうか。

他にもね、名馬「ディープインパクト」。
これなんて特に似てません?ブルーインパルスとディープインパクト。並べてみると完全に同じ系統。おそらく佐原さんね、ディープインパクトのイメージで、ブルーインパルスを馬だと勘違いしたのかなーと、予想しております。

そんな佐原さん、「ブルーインパルスは馬」と結論付けてまず最初に思ったのは、「あれ、この近所道路封鎖してたっけ??」でしたね。
オリンピック期間中は道路封鎖されたりしますから、お馬さん走らせるのであれば道路封鎖しないと危ないよなーと。でも朝通ったスタジオの道中そんな感じはまったくなかったし、封鎖しますよーっていう張り紙もありませんでしたから、おかしいなと。
でもそのため(お馬さんのため)にね、一日中道路を封鎖するわけにもいきませんから、お馬さんが走るときだけ封鎖したのかな、手際いいなぁーと思っておりました。

何より、この完全防音設備であるスタジオの中にまで馬の走る音が聞こえてくるというのもおかしな話。一頭の馬が走ったところでそんな爆音になるわけないですから、ということは「ブルーインパルスは大群で走ったということか?」と。

もう完全に「ブルーインパルスは馬」と決めつけていましたから、考える事も全部「馬ありき」になっている。
「ここら辺を走ったという事はアスファルトの上を走る事になるでしょうから、馬の蹄は大丈夫か?!」とかね。「そもそもどうやってそんだけ大量の馬をここまで輸送してきたのよ」とか。

色々考えれば考えるほど無理しかないんですけども、「ブルーインパルスは馬」と信じ切っていたために、その違和感にも気づかなかったわけですね。人間の想像力って凄いんですけども、佐原さんのような頭の悪い人が使うと何の役にも立たないっていうお話。

で、仕事が終わって帰る時に「間違ってるかもしれないから一応調べておくか」と「ブルーインパルス」をスマホで検索してようやく自分の勘違いに気が付きました。

「飛行機やんけ」と。

これも後から考えてみれば「そりゃそーだ」な話なんですけど、いやぁ、ブルーインパルスという名前の情報を手に入れてからその時まで、飛行機の可能性はまったく考えませんでしたね…。

「え、佐原さんそんな競馬好きなの?」と思われたかもしれませんが、そんなことはありません。こんな馬馬言っておいてないのかよっていう。というか競馬に限らずギャンブル全般興味がないんですよねぇ。
だって、声優ですよわたくし。この生き方そのものがギャンブルでしかない。しかも負ける可能性がめっちゃ高いギャンブル。なのでわたくし、ギャンブルはこの人生だけでお腹いっぱいなので、これ以上ギャンブルをする気持ちにはなれないんですよねぇ…。
佐原さんは、マンガ「賭ケグルイ」の登場人物のようにはなれないようです…。
あ、「賭ケグルイ」というはギャンブルを題材にしたマンガなんですけど、めっちゃ面白いのでお勧めです。マンガももちろんの事、アニメの方も、声優さんの鬼気迫ったお芝居が最高に素敵なので超おすすめですよ!

そんなギャンブルをしない佐原さんがなぜ馬の名前を知っているのかというと、馬を育成するテレビゲームは好きでプレイする事があるので、その知識ですね。
「ダービースタリオン」とかね。ゲームの知識かよっていう。佐原さんはギャンブラーとしては三流ですが、ヲタクとしては一流ですよってことでした。

まぁとにかくですね、今回は、そんな奇妙な勘違いをしましたよ、とそういうお話ですね。

ほんと、質問しなくてよかった…完全に頭悪い子だって思われるところでしたよ。まぁ悪いんですけど(笑

というわけで「一度思い込むとその檻から抜け出せない」いかがでしたでしょうか。豊富な知識と、柔軟な思考を持たなきゃあかんなぁと考えさせられたエピソードでした…

あなたもあります?そういう勘違いエピソード…。

そんなわけで、今回も最後まできいてくださってありがとうございました!
それでは、またね!!



【了】



佐原誠のTwitter
https://twitter.com/this_is_makotoS

佐原誠のYouTube
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