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これまでの私②

 パニック障害とわかり、それまであまり入れなかった有休を意識的にとって休むようにしました。
その後、状態も落ち着いてき、休むことの大切さをこの頃に気づきました。

 しかし、職場の異動があり、異動先での仕事量の多さと人間関係の難しさから、ローテーション勤務のはずが残業をして帰ったらほぼ毎日8時すぎになる生活が続くようになります。
日中終わらない仕事を残業で終わらせて、帳尻を合わせる。仕事が溜まっていたら休みの日も職場に行って、仕事をする生活が数年続き、そのうち翌日が早い出勤とわかると寝れなくなり、明け方近くに仮眠をとっただけで出勤するようになりました。
 夜遅くまで仕事をして、帰ったら食べて寝るだけ。しかも、ストレスから暴食。朝、なんとか布団から這い出して、シャワーをして出勤する毎日。自分のことは放ったらかして、セルフネグレクトになってました。
この生活がずっと続いていることに、かかりつけの接骨院の先生が、病院に行くことを勧めてくれました。(この頃には、薬を飲んでても飲まなくてもあんまり変わらない気がしていて、良くないことですが、病院に通うことをやめてしまってました。)
しかし、もう病院にはかかりたくないこと、薬を飲み続けたくない思いがあり、何度か押し問答をした結果、再び病院に行くことになりました。

 初診で『すぐに休んだ方がいい』と言われますが、休んだら何を言われるかわからないので、休むことはしませんでした。ですが、そんな生活は、長く続くわけもなく、次第に朝頭も体も心も動かなくて遅れて出勤をさせてもらったり、昼休憩には一人になって仮眠をとるため車に行って休ませてもらう状態になり、遂には、“事故で怪我したら休めるのに”という考えに至るようにまでなりました。
 さすがに、この思考までいってしまうと、ドクターストップで、「休むように上司と相談をしてくるように!」と言われ、休むこととなりました。この頃には、寝れないことが続いており、休むことで言われる陰口よりも、“やっと寝れる”、“あの居心地の悪い場所に行かなくてもいい”いう安心感の方が上回っていました。


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