中国ファーストフード、「煎饼(中華風クレープ)」〜間借りスタイル。
おはようございます。
休日なので、趣向を変えて中国のファーストフードをご紹介します。
「煎饼」という、中華版のクレープです。
クレープと言ってもスイーツではなく、味噌だれが塗ってあり、朝ごはんやおやつとして人気があります。
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回転する鉄板に小麦粉を水で溶いた生地をのせ、さらに生卵を割り混ぜ、回しながら具材を乗せていきます。
具材は大体、パクチー、万能ネギ、酸豆角などの漬け物、じゃがいもと人参の細切り炒めなどで、これらはそれぞれ入れるかどうかは指定できます。
それから生地の一端を折り返し、そこに味噌だれ、辣酱(辛味噌)が塗られ、そして脆饼(サクサクの薄いクラッカーのようなもの)もしくは油条(揚げパン)が乗ります。
今朝はレタスも入れてもらいました。
筒状に巻き、真ん中で二つに切り分け、完成。
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これで5.5元(約120円)です。
卵を2個入れたり、他にソーセージを入れてもらったりもできます。
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こちらのお店は間借りで、朝の10時まで、食堂の軒先にこの回転式の鉄板と材料一式を並べ商売しています。
「煎饼」はこういった間借り形態で商売している個人事業主は多いようです。だいたい地方から出稼ぎに出てきている方で、昼間は別の商売をしているそうです。
もちろん、普通に朝から夜まで「煎饼」を販売しているお店もあります。ただ、そういった店は少しだけ値段が高いようです。
こういった間借り形態のお店は店名もないため、SNSでも検索が難しかったりします。中国にいらして街角で見つけたら、ぜひお試しください。(今回ご紹介したお店は、上海市内のお店です。)
本日はここまでとさせて頂きます。
お読みいただき、ありがとうございました!