トラウマだと気づくと自分を責めなくなります


自分がトラウマを持っていると分かった時から
私は自分を責めなくなりました。


脳は虐待(身体的や精神的、ネグレクトなど)で委縮する。
そのせいで自分はこうなったんだと理解できた時、
「自分が悪いんじゃないんだ。」
「生育環境がこうだったからこうなったんだ。」

ということが理解できました。


私にとってそれはとても大きな気づきでした。
45年以上、
(自分が悪いんだ、自分の性格を直さなければ。もっと強い人間にならなければ、弱い自分は嫌だ)
と思っていたけど、それは自分が悪いんじゃなかった。

育ってきた環境がそうさせたんだと分かったことが、
どれだけ私に安らぎを与えてくれたことか。



ふとしたきっかけで心理学を学び、勉強し、本を読み
辿り着いた答えが
「私は悪くなかった。」
ということでした。

このことをたくさんの人に知ってほしいと思います。


自分の生育環境で、発達障害のような症状が出る場合
ほとんどの人が自分を責めると思います。

なぜ自分は他の人と同じようにできないんだろう?
と。


もしかして自分は発達障害なんじゃないか?と検査を受けても
グレーだけど発達障害ではないと診断される。

やっぱり自分は能力がないんだと、自分を責める。



でもそれは間違っていた。
自分をいくら責めても、いくら泣いても、改善されるわけないことだったから。


生育環境が原因で、脳がそうなったんだと分かったから。





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奈美
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