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今年kintoneを使ったハナシ

おはようございます!今日はMOVEDアドベンドカレンダー
2024年にkintoneを使った経験をを書きます。


離れた親の訃報は突然に

8月9日、お盆前の金曜日、突然メールで父が亡くなったと連絡がありました。
両親は福岡県と大分県と熊本県の県境近くに住んでいました。ハッキリ言って疎遠で最後会ったのは3年くらい前に親が入院した時にお見舞いでした。
新幹線で行こうとしたのですが、皆様のふるさと九州行の新幹線は、お盆前の金曜日の夜は満席。仕方なく高速道路で行きました。
サービスエリアで休憩中にホテル予約をして、なんとか7時間かけてホテルにたどり着きました。到着は深夜1時過ぎでした。

実家から一時間かかったホテルからの眺め
つい習慣でトレインビューホテルを選んでしまう

通夜、葬儀

翌朝8時には呼ばれて、葬儀場の方打ち合わせです。親戚のおかげで通夜とかお葬式の準備が着々と進んでいきました。私は兄が2人いて、1人は実家の近所に住んでいて、喪主をやってくれていました。打合せの際、兄から「もしかして葬儀の後すぐ帰ろうとしてないか?」と聞かれました。
図星です。お盆の九州。ホテルも空きがなく、ホテルに泊まるにしても1時間移動しなければならないです。お盆の九州はあちこち混雑していて大変です。
なぜ残ってほしいのか聞いたところ、役所の手続きや香典の記録等が大変すぎるというのです。ちなみにどうやってやろうとしているのか聞いたところノートにペンで記入していこうとしています。そりゃ、大変だ…。

kintoneでToDoリスト作成✅

役所の手続きが不安などという兄。葬儀屋さんは、こういう手続きをすればいいんですよーって紙をくれました。
普段、事務処理などやったことない兄はそれを見ただけでビビってました。
そこでチーム応援ライセンスで契約しているkintoneに、兄2人を招待して葬儀スペースを作りました。

お葬式関係kintoneスペース

そこへkintoneのアプリストアからToDoアプリを追加しました。

ToDoアプリ

どこにいつまで何を持っていくかなどわかる状態にしました。
調べる際にPDFで申請書類等おいてあるものがあればその時点でダウンロードしてコンビニ印刷し、記入を済ませた状態にしました。

お香典アプリに登録📱

通夜など次々と人が集まってきました。
ホールでは来た人に来館者カードみたいなものを書いていただく方式でした。そこで私は受付をしつつ、スマホでkintoneのアプリにお名前、住所、電話番号などを先に登録していきました。
スマホで登録楽々です。

連名も結構ありました

夜に親族だけになった際に、兄、兄の妻などに香典袋を開けてもらい、名前と金額を読み上げてもらい、ドンドン金額も登録しました。
グラフ機能で受取日毎の合計金額を表示されるように設定したため、すぐに集計結果と金額を合わせることができました。

日付毎に自動で集計してくれて楽々

お花とかもスレッドで記録💐

お花とか出してくれる親戚がいて、アプリ化しようか迷ったのですが、そんなに多くもないし、一旦お花の写真と、出してくれた人の名前をスレッドに書いていきました。その他スレッドには今回のプランとかの書類の写真をドンドンあげておきました。

スレッドにとりあえず写真を載せる

香典返しの注文🎁

喪主の兄に相談して香典返しの商品等決めて注文を担当しました。
大体そういったギフト会社指定のExcelファイルに住所等登録するだけで注文できます。
そして今回はお香典をいただいた方たちの住所、氏名、電話番号等は既にkintoneに登録済みです。指定のフォーマットでCSV出力して、コピペするだけでスムーズに注文もできました。

カタログギフトのファイルもスレッドで共有

実家で必要書類を探し、役所でお手続き📄

お葬式が終わった後実家に行き役所での手続きに使用する書類を探しました。マイナンバーカードや、保険関係の書類等は、わかりやすくまとめておくべきと改めて思いました。
そして8月13日火曜日、お盆中にも関わらず市役所はあいていました。お盆だからか空いていました。
各窓口に手続きをするのですが、ダウンロードできた書類は既に記入しておいたためとてもスムーズでした。並んでいる人もいないため市役所の人が健康診断のように次々と窓口へ案内してもらえ当日可能な手続きはすべて終わりました。そんなこんなでなんとか帰っていいよと言ってもらえました。

役場の庭

ふりかえり🦜

kintoneがあったおかげでスマホでも見てもらえましたし、シンプルな画面のおかげでパソコンを使わない人たちにもわかりやすく情報共有ができました。kintoneがあってよかったと思いました。
これをきっかけに連絡ツールとして使えたらいいなぁと思います。

父は生前MOVEDに業務委託で働いてると伝えた際、一人親方✨と喜んてくれていました。
定年退職後も民生委員や地域のボランティア活動とかに積極的に参加していたため、最後まで多忙で楽しい人生だったようです。私も父のように楽しい人生を送っていきたいなぁと思いました。

帰りは日田から小倉に向けて日田彦山線跡を通りつつ帰りました。
また今度お盆や正月じゃない時に九州に行きたいです。

実家から下道で一時間の進撃の巨人 in HITAミュージアムにちょこっと寄りました

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