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雨の日、私たちは試されているのかもしれない

昔同じ部署だったお局様は、雨の日は「こんな雨の中、出勤したくなかった」と文句を言い、曇っている日は「心が晴れない」とため息をつき、晴れている日は「暑い」と顔をしかめていた。基本的にどんなことでも悪い方にとらえる人で、周りのみんなも少し疲れてしまっていた。

雨の日は、靴の中に水が入ってきたり、髪がまとまらなかったり、私だって嫌だなって感じることはある。

でもそのおばさまと一緒になりたくなくて、私は雨の日のいいところをいっぱい考えた。

まず思いついたのは、「紫外線が少ない」。これはとってもいいことだ。紫外線はお肌の大敵。今日一日雨だった分、私のお肌はちょっと長く綺麗なままだ。

次に思いついたのは、「乾燥しない」。これも本当に大事なこと。乾燥していると風邪にかかりやすくなるし、お肌にも悪い。新型コロナウイルスの不安がある今、やっぱり乾燥しているより湿気がある方がいいよね。

まだまだある。接待ゴルフに行かなくていいとか、打ち水効果で涼しくなるとか。

そしてこの紫陽花。直射日光が当たっていると、逆に綺麗な写真がとれない。さすがは梅雨時の花だ。

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ここまで考えて、私は気づいた。やっぱりポジティブに生きる方が幸せだ。無理やりにでもいいところを見つけてみたら、なんだか少し心が軽くなるような気がする。

それ以来、雨が降る日は、「ちゃんとポジティブに考えてる?その出来事やその人のいいところを見つけながら生活してる?」って神様が私に問いかけている日な気がしている。(神様は信じていないけれど。(笑))

だから私は雨の日の朝、みんなの良いところを考えながら駅まで歩く。プロジェクトのやりがいを考えながら電車を待つ。

うん、今日も頑張れそう。綺麗な虹が見えますように。

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