散詞藻
はじめまして。
星見ナガレです。
六月だったか、とにかく私の詩集を作りたいと言い出した人見に乗せられて私もサークルの一員に数えられTwitterとnoteとpixivのIDを任されてから一度も書こうとはしてませんでしたが、書いてみたくなったので顔を出してみました。以前何度かTwitterは始めようとしていたのですが興味が持てずにやめていました。noteも真面目にやろうとすると続かないのが目に見えているので新規にアカウントを取り直したりはしませんでした。趣味なんだからやりたい時にやればいいと思いますし、本当に言葉を待っているような人は直接言いに来るだろうとも考えているからです。行き場のない感情に義務を課すのは無益と考えています。
自己紹介でもしようかと思いましたが読んで面白いような人間でもないことを思い出したのでやめておきます。代わりに名前の由来というかなぜこうなったかでも書いておきます。
元々はナガレという名前でゲームやLINEに登録していましてそこから来ているのですが、星見というのは人見がつけたものです。私と人見が出会った場所であることと字の感じが人見と似ていたからだと思います。実際にそうかは知らないし聞いたこともないので想像ですが人見は単純なので多分合っているはずです。
ワオキツネザルの画像はぱくたそのガチャで出てきた画像です。高品質フリー素材の宝庫でありながらガチャというランダムで画像を出してくる面白い機能もあるので好きです。
一応得意分野としている詩の話もしなくてはいけない気がするので書ける範囲で書いておきます。
まず先日人見が作ってくれた月におぼ娘なのですが全て私が書いたわけではないです。
はじめに私が書きたいテーマを人見に伝えて相談の上で元となる文章を作ります。例として手元に残っていたメモから一つ挙げておきます。
本物になるための熱量
その存在に対する執着が係数であり
時間とともに偽物は本物を上回る
「無垢」のメモです。冒頭はほぼこのまま始めています。
この時使いたい言葉の希望が人見から上がってくるのでそれをキーワードとして軸を組み立てます。表現したいものを隠蔽しつつ関連性の高い別の言葉を的確に提示してくる事が多いので一人で全部やるよりはやりやすいです。
ここで出来上がった軸に音を重視した装飾をして最終的にまとまりよく削って完成です。装飾段階を人見がやりたいと言ったものもあったのですが削って整えるのは全て私が担当しています。
タイトルについては最終的に決めたのは人見です。ロゴを組む関係もあっていくつか案を出したなかから一番語感が良くて人見が作りやすいと言ったものを採用した形です。人見が納得する作品が書けて安心しましたが大変だったのでもうやらないと思います。
言葉遊びが好きで何でも言語化しようと試みていた時期があって、その延長線のようなものだと思っています。どう詩を書けば芸術になるのかとか理論的なことはさっぱりわかりません。ただ書きたいことをはっきり書かないで違う景色を広げる手法自体は気に入っています。
外に発表しようと意気込んで書くと途端に書けなくなったのが印象深いです。理解させたいのかさせたくないのかもわからないし私自身私の詩にそれほどの価値を感じていません。結局全部遊びです。ただ他人のつけた価値に口を出す権利もないと思うので、今回の詩集を作って一番喜んでる人見の手元に残せたことは悪くないような心地です。
南斗六星も探せない曇り空に風が吹き始めたので今回は以上です。
さよなら。また会う日まで。
無理な金額は自重してね。貰ったお金は多分お昼ご飯になります。