上手なググり方とは
新人エンジニアには絶対に必要なググり力(情報を探す力)。
研修を受けている中で出された課題に対しても、
たくさん検索をして自己解決を目指しました。
しかし、勉強中である私は思います。
ググるより近くの有識者に聞いたほう1000000倍速い!!!
社会人は報連相大事、と知ってはいたけど、特に新人は相談(質問)することが大事だと実感しました。
検索ワードでは伝えられない細かいことだったり、言い表しにくいことだったりを人間のほうが汲み取ってくれるのでありがたい……
それでも、わからないことを調べもせずにすぐに聞くというのは、あまり良い印象を持たれないようです。ネット用語でも「ggrks」という言葉があるくらいですから、質問する前準備としてもググり力が大事になってきます。
といっても、どうやって検索をしていけば知りたい情報は得られるのか。
実際に私が検索をかける際に気を付けていることをご紹介していきたいと思います。
1. 知りたいことをできるだけ明確にする
例えば、関西に旅行に行きたい!と思って、観光地の検索をしてみるとします。
このような抽象的ワードでは関西全体の観光スポットや、ツアー情報など様々な情報が混在してしまいます。
自分が関西の観光スポットを知りたいのか、ツアーに申し込みたいのか、移動手段、宿泊先など知りたい情報をワードに追加することによって、情報を絞り込むことができます。
最近私が検索してみたことで言うと、「APIの叩き方」
API 叩き方
と検索をしてみると、APIの叩き方はGET,POSTと基本的なことは同じでも、ツールを使って叩くのか、コマンドから叩くのかと様々な方法があります。
その時の私はC#でAPIを叩きたかったので、
API C# 叩き方
と検索をかけ、知りたい情報を得ることができました。
さらにGETがしたい、POSTがしたいと具体的なワードを入れることによって、ぐっと情報を絞ることができます。
当たり前なように思えますが、案外これが難しかったりします。
特に専門用語を知らないと、技術ブログなどは引っかかってくれないことがあるので基礎的な知識が必要になってきます。
昔、検索の仕方が悪かったせいで、全然ほしい情報が得られず、
エンジニアの質問サイトに投稿してみたら、コメントに “ググってください” とだけ返されて、心が折れた経験があります。
1からわからない場合はまず抽象的なことから欲しい情報に似たものを見つけ、そこからだんだんと絞っていくしかないです…
2. 記事の更新日を指定する
こちらは私がよくやりがちなミスです。
インターネットは確かにたくさんの情報がありますが、その分ものすごく古い記事も閲覧することができます。
これは古い記事がダメだというわけではなく、注意するようにという感じです。
みなさんのお使いのツールや、プログラミング言語、コマンドはどんどんバージョンが更新されていっています。そのため、前は使えたのになぜかエラーが出ている!ということは普通にあります。
そのため、参考にする記事は最新のものを見ると良いです。
あるサイトの手順通りにやっていたのに動かない!と何時間も悩み続けたことがあり、原因はバージョンの違いによるコマンド変更がその記事では更新されていなかったことでした。
記事の投稿・更新時期や、使用した環境が書かれている場合は自分と同じバージョンを使っているのかまでチェックできると無駄に時間は奪われません。
3. 完全一致することだけを見ない
ゲーム制作を趣味で行っていた頃に特に思いました。
私がしたいと思ったことは、だいだい他の人が先にやっています。
ですが、全く同じことをしているということはほとんどありません。
例えば、避けゲーを作るとします。
敵に当たったらゲームオーバー画面に遷移するということをプログラムしたい。
となったときに、この流れを一気に検索するのではなく、区切ってみることも大事です。
・オブジェクトに当たったらイベント発生
・画面遷移
この2つに状態を分けることによって、検索をする際により情報を得られます。
(さすがにこれくらいなら一気に検索かけてもヒットするけど…)
壁に当たったら体力が減る、という一見関係ない記事でも、オブジェクト同士の当たり判定がされイベントが起こるという点では同じものです。
そこに書かれているコードを上手く組み合わせることによって、実装したかったことができるようになります。
単に長々と具体的な検索ワードを入れてみればいいというわけでもないみたいです。
4. 英語でググる
おそらくこれからエンジニアとしてやっていくためにはこれが重要なのかなと思いました。
私はめちゃくちゃ英語が苦手なので、避けていました。
しかし、なかには最新の情報やどうしても日本語で書かれた記事がないことがあります。本当にこんな時、絶望しかないです。
そもそもツールによっては日本語対応されていないこともあるので、公式サイトや手順書など全部が英語だらけなんてことも。
そんなときは、便利なGoogle翻訳。
ただ、たまにコードまで翻訳されて読めないことや、翻訳のされ方がおかしくて意味がわからないこともあります。
最悪、ニュアンスや追い検索をすることによってわかることもあるので、苦手意識はなくしていこうと思います。
エンジニアになるためには英語力が必要だとよく聞きますが、苦手だという方は先輩エンジニアでも意外に多いです。それでも、英語をある程度読めるということはエンジニアとしてのステップアップにはやはり重要だそうです。
5.エラーメッセージをコピペ検索
こちらはよく聞くとは思いますが、プログラミングをしている中で絶対に出会ってしまうエラーメッセージ。大抵英語で書かれていることが多いので、そもそも英語の苦手な私にはなんのこっちゃという感じです。
そこで便利なのはエラーメッセージをそのままコピペで検索をすること。
同じエラーメッセージに悩まされて解決まで至った方の記事や、オフィシャルでエラーメッセージの詳しい内容が検索すると結構出てくるのでとてもありがたい世界です。
バージョンに応じて対応方法が少し変わる場合があるので、その際は上記の検索条件に期間を入れてみるなどやってみるとより有益な情報を見つけやすいと思います。
まとめ
私もまだまだググり力には欠ける部分があるので、この記事を書くにあたり、ググり力について検索をしてみました。
書かれていることや書き方は人それぞれですが、いろんな人の記事を見比べてみることで、自分に合った方法を見つけられました。
ググると言ってはいますが、いろんな検索エンジンや、ツイッター、本など、自分に必要そうな情報が載ってあるものは全部使っていきたいと思います。
つたない文章でしたが、ありがとうございました。
これから文章が上手くなるための練習と自分のメモ用としてこちらを書かせていただきました。
引き続き、基礎中の基礎のようなことを書いていきますので、よろしくお願いします!