夏の終わり
10月なのになんでこんな暑いの？？？
四季の概念が崩壊しそうな2024年の晩夏、正確には9月の私の話です。
CMS「MACBETH SC」観劇
「え？この前オセローやったのに？1年に2回も観れちゃっていいんですか？ハムレットからは5年ちょい空いたのに？しかも鯨井さんだって？？？」というオセローSCリリイベの衝撃から数ヶ月。時が経つのが早すぎて怖いよ。
今回もしっかり観劇してきました！いつもはのんびり構えてチケットをとっているのですが、今回も同じノリでいたら出遅れてもうちょいで連続出席記録が途絶えるところだった。危なかった。
CMSは観る度にシェイクスピアってこんなに面白かったんだ、演劇ってなんでもアリなんだと思わせてくれる本当に大好きな舞台です。今回も期待を裏切らなかった！コメディでもちゃんとマクベスなんだけど、なんかいろんな様子がおかしい。魔女のあの入りは出オチじゃないだろうか……
終わった後にマクドで月見バーガー食べてたんですけど、ずっと頭の中で「あんたは王になる♪あんたは王になる♪」って魔女が歌ってた……観客まで洗脳する魔女……
私はシェイクスピアにネタバレもクソもないと思ってる（本能寺の変とか近江屋と同じ種類だと思っている）のですが、CMSのコメディは初見のインパクトを楽しみたいのでいつもちゃんと自衛して劇場に向かっています。魔女だったか誰だかがお扇子持って出てきた時に「あれマクベスが受け取って舞い始めたら正気を保てる気がしない（鯨井さんの日舞で人生狂わされたことがある女のお気持ち）」とハラハラした時は薄目でもいいからネタバレ見ておけばよかったなァと後悔しました。ちなみに舞いませんでした。命拾いしたな！
相変わらずわかりやすく噛み砕いて現代風のマクベスになっていましたが、印象的な台詞はそのまま残してあって塩梅がさすがだなと……「あるのはないものだけ」はそれまでのコメディの流れからの落差もあって突き刺さりました。まあこの後また笑いに走るんですけどね。
総じて「松崎さんって天才だな〜！」と思う1日でした！ただまさかネタを理解するのにラップの知識が必要なんて聞いてないよ！笑
多分お客さんの半分以上はこの後フォーライに行くのかな？楽しそうだなと思いつつ、2018年にチケットをご用意されなかったことで行く機会を失っているエーステ……機会があれば…機会ってなんだどんなきっかけがあれば私は行くんだ……
続・青春鉄道に乗り入れした話
ネルフェスでうっかり足を滑らせ、その後見放題で一気に履修した青春鉄道。9月はネルフェスも見放題配信もないロスを抱えつつ、単行本とご本家同人誌を買い漁る日々を過ごしました。薄い本なんて久しぶりに買ったわ……
「顔と運の良い男」「缶ジュース一本分の恩」、このあたりのワードが好きすぎて今すぐ2022年に戻って上官ミュを観に行きたいと思うなどと。ただただどーくん（この時はまだ戸井くんって呼ぶの？）は運がかわいそうなほどなかったんだな。本当に一番かわいそうだと思うよ。
そしてノーガードで北陸周辺に首を突っ込んだら火だるまになった。何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった……お兄ちゃんの長野への態度は本当に心の底からの優しさからということを「ソナチネ」から理解したくはなかった。どうしてあんな。
みんな人間じゃないのに人間よりも人間くさい人生送っててそこも愛しいなあと思います。お兄ちゃんみたいな感想になっちゃった。
タイミングの悪さからアーカイブも買えなかった鉄ミュ6が早く見たい！！「拝啓、わたしのものたちへ」が6にはあるときいて！あれが舞台の上だとどういう風になっているのか……あと噂に聞くシャカリキドリも気になる。
「音曲祭が終わったら（12月）すぐに6の円盤出るじゃん！（1月）すぐに見れる！」とか思っている8月の終わりの私へ。2025年の1月は遠いです。
少し話は変わるのですが。
スピンオフのせぶミュを見るまで鉄ミュに滝口さんが出てることを知らなかったんですよね。せぶミュを再生したら見たことがなかった滝口さんが出てきて妹と「たっきーが生きてる！」って自然と涙が出てきました。きっとまた知らない作品に触れて、知らない滝口さんを見る度にこう思う、そう思ううちはずっと生きているんだなあと思ったりしました。