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夫に料理を始めてもらうためにしたこと。

私が今回の妊娠で

一番頭を悩ませたのは

「食事」でした。



きっかけは「つわり」



高校を卒業してから

一人暮らしをしていたし

居酒屋でアルバイトしていたこともあり、


料理自体は苦手ではないのですが


妊娠してからは

話が別。


私は

いわゆる「食べづわり」で


妊娠5ヶ月まで

気持ち悪さが続きました。


もちろん、

その頃には神と化していた夫は

「人間様を育てているんだから!」

と言って


洗濯・掃除はすべて免責。


私は

一切の家事をせず、

園長業務の引き継ぎと

お腹の子のことだけを考えて

暮らすことができました。


スーパーの惣菜をコンプリート



どんなに仕事が忙しくても

作り置きしたり、

生協を利用したりして

手作りの夕食を準備して

夫の帰りを待っていた私ですが


「妊娠」による

体調の変化には勝てなくて



「今日はご飯お願い(;_;)」



と、

夕方になるとLINEで

ほぼ毎日連絡していました。



夫も一人暮らしが

長かったのですが

料理だけはセンスがない。(笑)



そこは自他ともに

認知しているところではあったので


外食やスーパーの惣菜や

お弁当屋さんに寄って

帰ることが増えたことに


夫自身は不満なく、

「今日はうなぎ食べてきた!」

とかデリカシーのないことを言ってみたり

(妊娠中はうなぎ控えるようにしてました)


「刺し身買ってきちゃった・・・てへ」

みたいなことを言って

好きなものを

好きなだけ食べられる生活を

楽しんでいるようでした。


近所のサミットの

惣菜コーナーは

ほぼコンプリートしたと思います。



夫の体重激増が激増する。



私が完全に

料理をしなくなって

3ヶ月くらいでしょうか。


夫が

カレンダーに記入している

体重を見てびっくり!


なんと

ベスト体重から

10キロ増!!!!!!!


妊婦かよ・・・


そういえば

肌荒れもしてるし

もともとあった湿疹もひどくなったような。


朝も起きるのつらそうだし・・・


「食」の改善しなければ

夫が倒れてしまう。


やっぱり、

私が自炊しなくちゃ。


待て待て、

でも、

出産してからも

私が作るのって

無理ゲーじゃない?


育休取らずに復帰するし、

年度末入るし激務だよ?


作れなくはないんだろうけど・・・

作りたくない!!!



惣菜ばっかりにも

したくない!!!




だったら


夫に料理をしてもらおう!


となったわけです。



黒子になりきれ!



私の夫が料理をしない理由は


・皿洗いが嫌い

・うまくできる気がしない

・分量図るのがめんどい

・切り方がわからない


が主だったので

私が黒子になり、

お膳立てをすることにしました。


ただ、

お膳立てをしていると

察知されると

大抵の男の人は

プライドを傷つけられるので


あくまでも

自然に、

台本をすすめるのがコツです。



我が家のテンプレ台本。



私がよく使った台本は


「台所に立ってたら

めまいがしちゃって。

あとは焼くだけなんだけど・・・


と言って、


台所に


・計った調味料

・フライパンに油投入済み

・切った野菜はまな板へセット

・肉は切って冷蔵庫

・だし汁いれた味噌汁の鍋


をセットしたまま、

ソファに横になる。



でした。


ここまで

下準備したら

ほぼ私が作ったようなもの。


こっちからしたら

夫がやったことは


「焼いただけ」

「煮ただけ」

「混ぜただけ」

「入れただけ」


なのですが、


「すごいじゃん!」

「料理もできるようになったね!」

「めっちゃおいしい!」

「作ってもらったごはん、おいしい〜」


というだけで、

夫は

「料理ができた」気になったんです。


すごく満足そうで、

その日は

嫌いな洗い物までしてくれました。



成功体験してもらう


成功体験

なにかに挑戦してもらうときに

とっても大事なんです。


看護師時代、

採血を新人に教えるときも一緒でした。



人を使って練習なんてできない

でも、

失敗できない。

でも、

やらないといつまでたってもできない

でも、

怖い。



患者さんのためには

もちろんだけど、

新人看護師が

はじめての採血で

大失敗したら?


きっと2回目が怖くなる。


「私は採血が下手くそだ」

と思って

看護師をやりたくなくなるかもしれない。



それは、

また循環して

誰のためにもならない。



だから指導看護師は



一緒に必要物品を準備して、

成功しそうな血管を選び、

ゴムで縛って刺入部位を確認し、

針をさしてからも

必要なら声をかけて



はじめての採血を

成功させるんです。



その後の夫。



その後、

徐々に私の仕事(下準備)は

減らしていきました。


野菜を切っておくのをやめたり、

調味料を計っておくのをやめたり。


すると、

今では

冷蔵庫に貼ってある

味付けのレシピを見ながら


「今日はどれにしようかな〜」

と言いながら

レパートリーを選ぶことも

できるようになりました



夫が嫌いな洗い物は

作らなかった方が洗うことにしていたのですが



「いつも、

作ってくれた上に洗ってくれてたんだもんね」


と、苦労をわかってくれたようで

自然と

「作ったら洗うマインド」が

形成されたようです。

ラッキー!副産物♪


というわけで、

共働きの三種の神器のうち

「食洗機」について

我が家では購入しておりません。(笑)


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何においても

やってほしいことがあるなら


最後の一手を譲って

手柄を夫に与えよう


そうすれば

何でも勝手に手伝ってくれるようになります^^


空いた時間で

何しますか?

考えるだけでしあわせ・・・♪


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最後まで読んでくださってありがとうございました☆











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